会社員時代2

      2016/04/05

配属されたのが調査部門で、「調査をやるんだろうなぁ……、統計学もやってないしなぁ……」と思っていたら、最初の仕事は、人事部関係の方にお使いいただく商品の営業。

この頃は辛かった。何しろ課長はいないし、先輩である女性社員は次々やめていくしで、入社半年後には課のリーダー的立場になっていた。他にはアルバイトが何人かいる。売れもしない入社半年の人間がリーダーでいいのと思いつつ、毎晩飲んだくれて、荒れていた。

当時のことで、今でも役立っていることといえば、「断られることへの恐怖心がなくなったこと」が1つ。「どうせ断られる」と思って営業しては相手様に失礼だけど、1件断られたくらいで営業がいちいち落ち込んでいたらやっていられない。

もう1つは、「売ることの大切さ」を理解できたこと。申込書をいただくことのありがたさ。お客様からお金をいただくという意味。それが身に染みて理解できた。
「MarketingはSalesではない」と、マーケティングの教科書もしばしば書かれている。私は逆だと思う。

MarketingはSalesであり、SalesがMarketingである。

マーケティングは、セールスを科学的に捉えたものといえるが、それは「楽して売ること」ではない。もちろん、結果的に楽に売れるのがベストだが、そのことばかりに夢中になると、手抜きという罠に嵌る。
だから、商品を売ったこともない人が、マーケティングを語っても説得力が感じられない。

自分がお客様にレポートする時に必ず基本としているのは、

自分なら売れるのか、自分ならどう売るのか。

ということ。
時に絵空事、机上の空論と揶揄されるマーケティングの世界だからこそ、いざとなれば、自分が責任を取って、お客様と一緒に売ることができるのかを、思考の出発点にしている。

(続く)

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