・...『スタバでポール』
スターバックスで販売しているポール・マッカートニーの新譜「メモリー・オールモスト・フル 」。
ちょっと哀しげなタイトルが、また話題を呼んでおりますが、それよりもスタバがレーベルを立ち上げたことの方がポイントか。
世の中に、星の数ほどのレーベルはあれど、これだけの大物を立ち上げ当初から抱える新興レーベルはないでしょう。
一体どれだけのカネが動いたのか、それとも動かなかったのか…。
まー、動いたカネは、すべて前妻への慰謝料となって、消えていったのでしょう。
「生活提案企業」という言葉は、かつてよく聞かれたものです。セゾンが日本では元祖なんですかね。
「おいしい生活」(by糸井重里)からでしょうか。
でも、そのいずれもが、現時点では見る影もなく消え去っています。
スタバが、飲食以外の事業をどこまで広げることができるのか。
たかがカフェが、されどカフェとなりうるのか。
そのポイントは、「焦らない、急がない」ことだと思うのですがね。
焦って、手を広げすぎると、ユーザー側に違和感をもたれます。
「なんでこんなことするの?」と思われる。
そう思われると、何らかの判断が下されるから、善し悪しの決着がついてしまう。
気がついたら、「そういえば、スタバでいろいろ買っているな」と思われるくらいでちょうどいいと思うのですがね。
ただ、事務所近くのスタバは、レジ横に置いてありました。
ここに置かれると、ちょっと買いにくいんですよね。
レジって、そそくさとすませたいもの。
スーパーのレジのような作りであれば、衝動買いもしやすいですが、スタバではちょっとそれは起きないと思います。
狭い店舗で、飲食以外のコーナーを充実させることができるのか。
そして、その投資を、長期に渡って続けることができるのか。
ポール・マッカートニーは、打ち上げ花火だとしても、これ以降をどう展開していくかに、スタバの生活提案はかかっています。

