割って飲むならハイサワー!の缶!ただし!

さまざまな新製品を自腹で試し、それを論評する暮しの手帖型コラム「自腹でレビュー(Review de Jibara)」。「暮しの手帖型」という意味はもちろんノンスポンサー。自分のサイフを痛めているのだから、好きなように書かせていただいております。ちなみに商品供給していただければ、相応の文章を書きます。
過去のエントリーもこっちに切り替えたりしてます。日記とダブルタグで。

「割って飲むならハイサワー!」

ひょっとして、自分らの世代くらいの人間には、「スカッとさわやかコカ・コーラ」くらいなじんだ言葉かもしれません。

13082002学生の頃、サークルの女子連中が誰かの家に集まって飲み会を開いた時、ハイサワーだけを何種類か買って、飲んで、

「わー、結構美味しいねー、あんま酔わないねー」

と喜んでいたことがありました。

「酔うわけないだろがっ!」

「ハイサワー」という言葉が出始めた頃で、これだけで飲めると勘違いする人はしばしばおりました。今でも気づいていない人はいるはずです。

かつてチューハイはマズかった。
甲類焼酎を炭酸で割ったチューハイ。甲類焼酎はそもそも無味無臭。最近出回っている乙類と混ぜあわせ、香りを添加したタイプのような甘さなど皆無。それをこれまた無味無臭の炭酸水で割ったってねぇ。学生時代、有楽町ガード下の養老乃瀧で、チューハイとハツ塩しか飲み食いしたらアカンという前提で先輩に奢ってもらい、大変なことになったことがあります。あの店、まだあるんだよな一応。その際は誠に申し訳ございませんでした。

そんなマズいチューハイを劇的に美味しくしてくれたのは、間違いなく博水社のハイサワーでした。今やコンビニ店頭にも当たり前のように並ぶ缶チューハイ類。その市場を最初に切り開いたのはハイサワーです。それだけ画期的な製品だったのであります。
具体的な開発の経緯は、博水社の沿革にチョコっと書いてあります。

お酒をわるならハイサワーの博水社|会社案内・リリース

博水社さんは、東急目黒線武蔵小山駅に近いところにあるんじゃないすか! 林試の森公園の割と近く。知らなんだなぁ!

そんな博水社のハイサワーから、ついにというか、いよいよというか、こんな製品が登場しておりました。

13081905お酒をわるならハイサワーの博水社|ハイサワー缶

「ついにハイサワーをお酒で割った「ハイサワー缶」登場です」と自ら書いておられるように、どうして今までなかったのか不思議なくらい。「ハイサワー」のブランド力をもってすれば、もっと早くあってよかったと思います。

ただこれは、言ってみるなら「スジャータが缶コーヒーを販売するようなもの」か。アルコールメーカーがあってこそ成り立つハイサワー。その本丸の市場を侵すようなことがあってはならないと考えていたのかも。でも、そんな呑気なことをいってられる時代ではありません。

ということで、前置きが長くなりましたが、飲んでみました。

酸っぱいんだな、これが。甘い缶チューハイに慣れた舌には、相当酸っぱく感じます。
居酒屋のレモンサワーを濃くして飲んでいるような味。サイトにあるように、シチリア島の契約農家が手摘みしたレモンの果肉の約30%だけしか使わないという贅沢品ではありますが、それよりも「昭和から酒場で親しまれるプロの味」です。
アルコール分はいちおう7%だけど、レモンが強すぎてあまり感じず。自分がまた飲むなら、これに焼酎を追加しますな。

おネエさん! 焼酎濃い目で4649!

そういう感じです。

創業85年を迎え、現在3代目の女性社長が頑張る博水社。

ハイサワー博水社3代目のブログ

同じく3代目社長となったホッピーの石渡美奈さんとイメージはカブります。あ、ホッピービバレッジもレモンサワーなる商品は出しているんですな。これは密かなバトルかも。

これまでは焼酎を美味しくする黒子として活躍してきた博水社。「ハイサワー缶」はいよいよ表に出ようという商品。これはまだ先兵にすぎないのか。第2弾はあるのでしょうか。できれば第2弾は、もっと濃い目で4649!

■ハイサワー缶 レモンチューハイ(博水社)
発売日:2013年2月5日
価 格:168円(希望小売価格)
容 量:350ml
販売目標:初年度580万本

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      2015/09/21

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