キリン澄みきりを飲んでみた

13051601飲んでみました。
キリン「澄みきり」。

KIRIN_澄みきり

キリンが発売前から、相当力を入れていた商品。
下記のリンク先で登場している試飲缶(?)を、何度か見かけました。

ビールと違いがわからない…!ビール好きなら絶対試すべき、キリンが本気で取り組んだ新ジャンルの完成度がヤバい!:らばQ

今朝の日経朝刊に、小宮悦子さんと社長の対談がありました。
かなり本気ということは伝わってきます。

味はかなり美味しい。
これは売れるかも。
ただ、それだけにびっくりしたことがあります。

それは、これがビールではなかったこと。
前記のように、事前プロモーションはかなり本気だったし、実物を見たら「麦100%」と割りと大きめの文字で書いてある。
だから勝手にビールと思ってました。

キリンじゃなくちゃ、つくれないものをもう一度つくろう
キリンだからつくれるおいしさが、ある
キリンの技術の全てを注ぎ込んだ一杯

ここまで宣言しておいて、なぜ新ジャンル?

日経の広告で社長は、こう語っています。

当社が行った調査によると、約4分の1のお客様が「新ジャンルには積極的に選べる銘柄がない」と感じられているんですね。「本当はビールを飲みたいけれど値段が安いから」という消極的な理由で選択されているということなのです。この結果は我々にとって大変ショッキングでした。
(2013.5.16 日経朝刊30面広告より)

消費者が本当は飲みたいのはビールとわかっているのに、なぜ新ジャンルとして発売したのか。
やはり価格面での訴及ができる魅力には勝てなかったのか。

上のリンクと同じような試飲した結果が、あちこちのサイトで書かれています。

事前プロモーションだから、マイナス点を書かないのは当然としても、「ビールと違いがわからない」というのは、キリンにとってベストの表現なのか?

プロダクトはいいから、売れるかもしれない。
でも、ビール類の消費量は伸びることはもうない。
若い男らは、1杯目からカシスオレンジを飲んで、平然としている。
そんな時代だから、売れたとしても、他社のパイを食えなければ、自社のカニバリを起こすだけ。
そのリスクはどのように考えているのか?

キリンは、なぜこの商品をビールとして開発しなかったのか。
マーケティング・シミュレーションの題材として貴重な例になるかもしれません。

Google AdSense2

Google AdSense

      2015/09/21

 - 自腹でレビュー, 飲み物