レゴランドに入らずともわかる問題点(画像大量)

あのレゴランド

月に1度の名古屋詣で。仕事も予定どおり終わったので、ついに行ってみようかと。そうです、あのいろいろと話題のレゴランドに。

入場料が高いとか、子供だけで遊べる施設が少ないとか、サービスがイマイチとか、よろしくない評判はすでに伝わってきています。そして閑古鳥が鳴いているという話も……。
先日は周辺自治体の長らを駆り出し、PRをしていましたが、ハナから本音を隠さない名古屋市長らでは、むしろ逆効果のような気もしました。

<レゴランド>「また来たい」「でも高い」知事らが視察 - BIGLOBEニュース

夏休みに合わせてテコ入れを行っていることもあり、ある意味で最初のピークが訪れているであろうこのタイミングで行ってまいりました。
でも中には入りません。さすがにオジサン1人では憚られるし、噂される入場料の問題もあるし……。

アオナミサンで行ってきた

レゴランドは名古屋駅からみて、真南の方向にあります。小さな子供向けの施設なので、メインターゲットは車で行くのでしょう。鉄道の最寄り駅はあおなみ線「金城ふ頭駅」。
「あおなみ線」。そうです、あの地下鉄東山線に乗ると、名古屋駅に着く頃、

サクラドオリサン、アオナミサン、ジェイアールサン、メイテツサン……

と車内放送で流れる、あのあおなみ線です。

ところで「あおなみ線」とはなんぞやということになる。地下鉄の路線図を見ても載っていない。「え? 地下鉄じゃないの?」ということで調べてみると、JRの貨物路線を払い下げられた鉄道。首都圏でいえば「りんかい線」みたいなもののようです。

あおなみ線」は名古屋駅始発で、レゴランドのある金城ふ頭駅を30分弱で結んでいるのですが、名古屋駅の乗り口が今ひとつわかりにくい。

ところどころ、「あおなみ線」の表示がない看板もあったりで、不安を抱えつつも、無事改札に。

当然のことながら、JRとは行き来できる構造になっている。在来線からの乗り継ぎだと、もっとわかりやすいのでしょう。

帰りしな、新幹線ホームから見てわかったことですが、「あおなみ線」の名古屋駅はこういう位置にあります。

新幹線ホームにコバンザメのように寄り添ったホーム。いかにも貨物線の途中に作りました感がアリアリ。名古屋初心者にはわかりにくわけです。

車両はもちろんレゴデザイン。

お昼の時間帯ということもあり、さすがにガラガラでした。

ついて愕然!

ひたすら工場地帯を走るのかと思えば、それほどでもない。かといって田園地帯でもない。イメージはりんかい線というより、あの夢の国に連れて行ってくれるJR京葉線です。京葉線も貨物線みたいなものだから、都市型テーマパークは、やはりそういうところに作られるのでしょう。

ところが金城ふ頭駅について驚きました。最初に飛び込んでくる風景はこれですから。

ホームセンターみたいなのが手前に広がる奥に、何やら工事中の建物。その奥にひっそりと見えるポールがわかりますでしょうか。これです。

「いよいよ着いたぞ!」と思って、見回してみても、レゴランドらしきものは、これしかない。ワクワク感はゼロです。

遊歩道を歩いた先も

ホームから改札に向かう。

指示の方向に向かうと、空中の遊歩道が続いています。

雨をしのげるのはよいけど、風が強いと厳しいか。子供連れはやはり車での来場が賢明かと。

テクテク歩いていくと、問題の商業施設「メイカーズピア」が見えてくる。そして工事現場がアダとなり、レゴランドらしきものはますます見えにくくなっている。

なんかこう、

楽しいところに来たぞ!

という気持ちが、全く湧いてきません。

メイカーズピアは悪くない

すでに1店撤退が決まった「メイカーズピア」は感じのよいお店が並びます。

ショッピングモールに出店しすぎて、見飽きたような店舗は少ないはず。
とはいえ、他のキャラクターのショップが出ているのはやや疑問ですが。

昨日の名古屋は、アホみたいに蒸し暑かったので、人出もまばらでしたが、涼しくなれば、「メイカーズピアに行ってみようか?」という人が増える可能性はあります。立地的に海に向かったドン詰まりのところにあるので、ちょっと立ち寄るという場所でないのが最大の難点。だからこそレゴランドの吸引力は必要です。

なかなか見えてこないレゴランド

通りをわざと蛇行させて、風景を曲線的にし、柔らかい感じのする「メイカーズピア」を通り抜けた先に、いよいよレゴランドがある。でも、これがなかなか見えてこない。工事中の建物の圧迫感が増して、殺伐とした雰囲気も出てくる。

ようやく「見えた!」と思っても、とりあえずこれだけ。

ここをグルっと回ると、最初に見える全景がこちらです。

なんというか……。
正面入口と工事現場の距離が近すぎて、開放感はゼロ。パノラマで撮影しても、これが限界でした。

いちおう中が見えるギリギリまで行ってみました。

派手ですなぁ。人混み嫌いの自分としては、このくらいの混雑具合がちょうどよいと思います。

ホテル完成までいかに耐えるか

お泊り用の荷物を背負ったままだった上に、蒸し暑さでクラクラしてきたため、工事現場の撮影を忘れてしまいましたが、かの建物は「レゴホテル」です。

レゴランド、4月開業 子どもが楽しめるしかけ満載|エンタメ!|NIKKEI STYLE
レゴランド、開業後に拡張へ 社長「リゾートにする」:朝日新聞デジタル

オープン後に拡張するのは当然としても、なぜ肝心のホテルを正面入口前にしたのか、かなり疑問。おそらく「メイカーズピア」との相乗効果を図るための立地だと思いますが、それであればなおさらのこと、同時開業を狙うべきでした。

(クリックで拡大)

中に入れば、多くの方がレポートされているように、楽しめる部分はある。いくつかの問題点は、ディズニーほどサービスがこなれていないためでしょう。海外6か国ですでに展開しているレゴランドであれば、ノウハウがあるわけですから、時間が解決するはずです。

問題は来年開業予定のホテルができるまで、持ちこたえられるかということ。もちろんレゴランドそのものは耐えられても、「メイカーズピア」に出店している店舗は、集客が落ちるであろう秋冬を乗り切ることができるかどうか。
メイカーズピア」が閑散としてしまうと、一帯が寂れた印象になってしまいます。イメージありきのビジネスでもあるため、一度ついた負の印象は簡単には拭えません。だからホテル完成まで、レゴランドはメイカーズピアを盛り上げるための支援が必要でしょう。

各論的な提案をすると、工事中のホテルを覆う灰色のシートを、せめてレゴカラーを配色することはできないのでしょうか。工事現場の壁に、絵を描いたり、中が見えるようにしたりということは、もはや当たり前ですが、覆っているシートがいかにもドンヨリする色なのがかなり虚しい。中で働く方たちの仕事に差し支えないのであれば、予算がかかっても実現すべきです。
そうすれば、駅について、また、駐車場から出てきて、

あ! レゴランドだ!

と心がトキメキますから。

やっぱり、これではねぇ。

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      2017/09/21

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