アサヒ ザ・ドリームのパッケージ変更

麦芽100%になったザ・ドリーム

最近アクセスが増えているのが、下記の投稿。

アサヒ ザ・ドリームは売れるのか - とみざわのマーケティング入門

昨年の1月9日の記事ですが、今年に入り、「ザ・ドリーム」がリニューアルしたことがきっかけとなったようです。

アサヒビール、「ザ・ドリーム」テコ入れ 糖質50%カット  :日本経済新聞
日本初!麦芽100%で糖質50%オフの生ビール | ガジェット通信

早速飲んでみましたが、美味しくなったような。今回はパッケージが変わっただけでなく、味も大きく変えています。

従来の原料は「麦芽、ホップ、スターチ」だったところ、今回のリニューアルにより「麦芽とホップ」となりました。これはアサヒビールにとっては、かなり思い切ったこと。
大看板であるスーパードライをはじめ、アサヒのビールはすべて「スターチ」が入っている。これを除いたことで、「麦芽100%」と表記することができます(酒税法第三条十二)。
エビスなどでは当たり前のことですが、アサヒビールにはスーパードライのコンセプトを揺るがしかねない判断であるだけに、どのような意思決定がなされたのか、とても興味があります。

大きくなったAsahiロゴ

味はまあ酔っ払ってしまえば、なんでも同じ。最近は新ジャンルビールも美味しくなりましたし。
ただ、パッケージが変わったことは、誰でもわかります。昨年のパッケージと並べてみると、こんな感じ。

赤白のイメージから、金色に赤を施した印象に変わりました。いわゆる「高級感がアップ」といったところ。

そして昨年は「Asahi」のロゴが、缶の最上部で見えにくかったところを、通常品と同じようにブランド名のすぐ上に持ってきた。「アサヒのビールか」と判別しやすくなりました。やはり、どこの会社のビールだかわかりにくいという声があったのではないでしょうか。

機能性ビールのポジショニングを確立できるか

「ザ・ドリーム」については、飲用後にもエントリーをしております。

アサヒ ザ・ドリームを飲んでみた - とみざわのマーケティング入門

この時、こんなマップも描いております。

新ジャンルではなく、純然たるビールでは初の機能性ビールだった「ザ・ドリーム」。パッケージの混乱もあって、売上は伸びませんでしたが、その問題はクリアした上に、麦芽100%にしたことで、エビス、一番搾りと真っ向勝負する体勢は整った。ライバルが参入する前に、そのポジショニングを確立できるのか。もしできるなら、酒税改正を見据えれば、スーパードライをサポートする役割を果たしてくれるはずです。

気になるのは、CMタレントは変わらず五郎丸選手だったこと。海外移籍後、正直言って全く目立ってませんよね……。
メガブランドを目指すのであれば、プロダクトがどれほどよくても、プロモーションが弱ければ売上は伸びません。ラグビー協会との関係はあるにせよ、思い切って、このタイミングで変えてもよかったと思いますが、果たしてどうなのでしょう。

 

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