鳥貴族vs鳥メロ・豊後高田どり酒場は代理戦争

鳥貴族にようやく行ってみた

近所にできた「鳥メロ」の訪問記が、思いのほかアクセス数を稼いでくれております。

鳥メロはワタミを救うのか - とみざわのマーケティング入門

「救うのか?」と問いかけつつ、その回答らしきものは何も書いていなくてスミマセン。

肝心の「鳥貴族」に行ったことがなかったので、わざわざ渋谷まで遠征してまいりました。

17時開店の直前に行ったら、2人組が待っておりました。渋谷には何店舗かあるので、早い時間ということもあり、混んでいなくて安心しました。
味はさすがの美味しさ。モシャモシャ食べて、おなかいっぱいになってしまいました。

豊後高田どり酒場にも行ってみた

残すは、モンテローザ系の「豊後高田どり酒場」。ここは近くの商店街に、同系の「月の宴」が撤退した後に入っておりました。

下が本屋さんで、その上の4階にある空中店舗ながら、エレベーターでしかいけない奇妙なお店。エレベーターは本屋の中からしか乗れないのです。

鳥貴族にも行ったのだから、ここも行かなくてはということで、ようやく行ってまいりました。

エレベーターを下りて早々、一緒に乗っていた1人の方が先客の待ち合わせ。こちらは待たされる。待たされる……。店員は何人も我々の前を通過する。なのに待たされる……。
「あの~」と声をかけて、ようやく対応してもらえました。

人数を伝えると、「今、喫煙席しか空いていないのですが」とつれない返事。「じゃあエエわ」と帰ろうとすると、「あ、1席空いてます」と急遽方針転換。解せない対応でした。

料理はこんな感じ。

鳥貴族のまんま。メニュー名も「ももBIG串」と鳥貴族の超大きい「鳥貴族焼」を意識していることが明らか。価格も鳥貴族と同じく280円均一だし。味は美味しかったです。
鳥メロよりも肉が大ぶりな分、食べごたえがあります。若い方にはウケるでしょう。

焼鳥系3大チェーン完全制覇達成

というわけで、「鳥貴族」「鳥メロ」「豊後高田どり酒場」という焼鳥系3大チェーンを完全制覇いたしました。せっかくなので、「鳥メロ」のメニュー写真も載せておきます。

3つとも行ってみて、その意味がようやくわかりました。

大阪発祥の鳥貴族は、全店でプレミアムモルツを出している。

ドリンク| メニュー | 焼鳥屋 焼き鳥なら鳥貴族

量を呑みたい方向けに、新ジャンルの金麦も飲めるのが特徴。
モンテローザ系の「豊後高田どり酒場」は、キリン一番搾り。

豊後高田どり酒場 グランドメニュー(PDF)

白木屋がキリン系なので、その流れでしょう。

メニュー情報|㈱モンテローザ

そして鳥メロは、看板にも大きく掲げているようにアサヒビールが全面バックアップ。中生199円は魅力です。

ただ、ワタミ系は本丸の「和民」はサントリー・プレミアムモルツ。鳥メロになる前の、「わたみん家」がアサヒ系でした。おそらく流れを踏襲したのでしょう。

ドリンクメニュー|「和民」「JAPANESE DINING和民」「坐・和民」|ワタミフードシステムズ株式会社
ドリンクメニュー|わたみん家|ワタミ株式会社

2026年に向けた代理戦争

つまり、焼鳥系3大チェーンは、

鳥貴族=サントリー系
鳥メロ=アサヒビール系
豊後高田どり酒場=キリン系

というビール3社の代理戦争という見方もできます。
もっとも現時点では、鳥貴族が店舗数の面で、圧倒的にリードしていますから、全く勝負になっていないと思いますが、今後どこまで追いついてくるのかが見ものです。鳥インフルエンザの影響は要注意ポイントです。

ビール会社は、酒税改正によって、発泡酒や新ジャンルでない、本丸であるビールのブランド力の勝負になります。

ビール系酒税のゆがみ是正 国内の消耗戦緩和へ  :日本経済新聞

第1段階の2020年、そして最終的にすべて統一される2026年に向けて、家庭内需要に限界が見えているのだから、人気料飲店をいかに取り込むかは極めて重要な戦いとなる。今後、焼鳥系だけでなく、あちこちで局地戦が展開されるはず。

問題は、3社生き残ることが可能なのかということ。他の業界を例にとれば、どこか1社が憂き目を見てもおかしくはない。ただ、市場が巨大だけに、3社共存の可能性はある。あと10年後、どんな結末を迎えるのでしょうか……。

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