松屋のごろごろチキンカレーはココイチに影響を与えるか
かなり本気の松屋
ここのところ矢継ぎ早に新商品を投入する松屋。のんびり構えていると試食もままならないのですが、4月12日から発売を開始したのが、「ごろごろチキンカレー」。
ネットメディアは、我先にと競うように試食レポートを載せております。
松屋が本気出してきた! 本日4/12発売「ごろごろチキンカレー」が思った以上に “ごろごろ” していてビックリした | ロケットニュース24
鶏肉がピリ辛カレーに入った「ごろごろチキンカレー」を松屋で食べてきた - GIGAZINE
どちらも発売当日のレポート。こんなにやる気を見せるのも、すべてはPV獲得をしてこそか。かないまへんな。
ようやく食べてみた
人海戦術の可能なネットメディアと、タイミングを競っても意味がないので、放ったらかしにしておいたのですが、さすがにそろそろ……ということで、食べてまいりました。
のぼりが出ているうちに行かないといけませんな。
食券を購入し、しばし待ち、出てきたのがこちらになります。
衝動的に大盛にしてしまいました。
味はかなりピリ辛。これはエスビーのルウかも。子供にはちょっと厳しい辛さです。
大ぶりの鶏肉が本当にゴロゴロと6個入っている。これはかなりの満足感。若い男性も納得できる量ではないかと。
ただ、ポイントは平皿か。ルウがゆるめのスープカレーっぽいので、ライスをルウに投入したいのですが、やはり食べにくい。最終的にはライスにかけました。
最初からこうすればよかったか。
あと、松屋でカレーを食べる時、いつも思うのですが、
カレーに味噌汁はいらない
ということ。絶望的に合わないんですよね、カレーと味噌汁は。
ココイチのチキン煮込みと競合するか
さて、巷のカレーチェーンといえばココイチ。店舗数で他の追随を許さないものがあります。
ココイチにもチキン系メニューはありますが、それはメインは「チキン煮込みカレー」。
「チキンにこみカレー」 - ココイチのメニュー|カレーハウスCoCo壱番屋
自分もココイチでのベースとしているメニュー。鶏肉も結構入っていて、かつほぐしてあるのでトッピングも合わせやすいのがよい。
ただ、こちらはほぐしてあることから「ムネ肉」の可能性がある。コスパの良さで主婦の間でも人気のムネ肉。その一方、松屋のゴロゴロはモモ肉。値段は倍くらい違います。
ココイチの鶏肉メニューは他に、「フライドチキンカレー」「チキンカツカレー」 「パリパリチキンカレー」とあるけれど、松屋のゴロゴロと正面からぶつかるメニューはない。
より「肉肉しさ」が感じられる松屋のゴロゴロチキンカレーの売れ行き次第で、ココイチにも同様のメニューが登場することになるのか?
ハウス食品の傘下となったCoCo壱番屋。ハウス食品の外食チェーンへのカレールウ供給も、各所から手心が加えられることは避けられない。CoCo壱番屋として手をこまねいているわけにもいかない。早晩同様のメニューが登場しても、全くおかしくはありません。