アサヒ ザ・ドリームを飲んでみた

いよいよ本日発売

アサヒビールとして久しぶりの本格ビールブランド「ザ・ドリーム」。1月に発表されてから2か月、いよいよ本日発売です。

アサヒ ザ・ドリーム|ブランドサイト|ビール|アサヒビール

といっても、先日の日曜日、カミさんの実家近くのスーパー店頭にはすでに並んでおりました。
自宅近所のスーパーにも、昨日から売っておりました。

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ここ1週間ほど、当サイトの閲覧数が増加傾向にあり、その理由のひとつがどうやらこの「アサヒ ザ・ドリーム」。今Googleで検索すると、アサヒビールのプレスリリースを差し置いて、トップに表示されます。

ということで飲んでみた

パッケージのセンスはなかなかいい。店頭での存在感もありました。

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飲んでみる。

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なるほど、コクがあるし、キレもあるという感じ。どちらかといえばコクが強いか……。

アサヒビールが追求する「コクキレ」。見方によっては矛盾しているコンセプトは、果たして両立するのか。
以前の「コクキレビール」は、スーパードライの大ヒットの前に、数年で消えてしまいました。30年の時を経て、今度はスーパードライの援護射撃ができるのか。責任は重大です。

当面のビールブランドポジショニング

ユーザーの感覚からすると、「コクがあるのにキレもある」というコンセプトはわかりにくい。そこが受け入れられるのかが懸念材料でしょう。

冷やして飲む日本のビールは、基本的に止渇性が優先される。ただここにきて、若者のビール離れとともに、ユーザーの高齢化が進み、よりじっくり味わうクラフトビールも徐々に増えてきた。「コク←→キレ」という軸は、「味わい←→止渇性」という軸といってよい。

そうなるともう1つの軸は何かというと、それは機能性の有無ではないか。スーパードライに代表されるノーマルビールに対し、糖質などを制限した機能性をもたせたブランド。
つまり、ビールブランドの当面のポジショニングは、下図のようになるのではないか。

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定番ビールとしては初めて「糖質50%オフ」を実現した「ザ・ドリーム」は、おそらく「味わいのある機能性ビール」とポジションされるように思う。

当面と書いた理由は、近々実施されるという噂の酒税改正によるビール価格の統一による影響が無視できないから。
発泡酒、新ジャンルビールというカテゴリーが、事実上なくなるのであれば、今また乱立するブランドも、いずれいくつかに集約される。その時、ビールジャンル飲料は、やはり止渇性が優先されるのか、それとも味わいを楽しむ飲み物となるのか。ユーザーの高齢化を考慮すれば、先行きは不透明と言わざるをえない。

酒税改正により、価格価値による差別化ができなくなるビール系飲料。今後数年は戦国時代の様相を呈する。東京五輪に向けて、飲料各社はスポーツ関連のプロモーションを強化するはず。決着がつくのは五輪後か。
5年後、ビールブランドはどんなポジショニングを描くことになるのか、今から楽しみである。

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