ブランドの再生術

八十八夜

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夏も近づく八十八夜。というわけで、新茶の季節です。

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茶畑が当たり前にある中で住んでいると、お茶を飲む機会も自ずと増える。いいことです。

キリン生茶パッケージさらに変わる

お茶の季節ということは、清涼飲料業界でも当然「新茶」だの「初摘み茶」などと限定品を投入してくる。そんな中、なかなか浮上の目が見出だせないキリン生茶が、またパッケージを変えた。

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発売当初からの変遷をたどるとこんな感じに。

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最近は松嶋菜々子でも生茶パンダでもない女優を起用している。

生茶|ソフトドリンク|商品情報|キリン

清野菜名さん。また変換しにくい名前で……。
でもさわやか系の美人。人気が出そうです。

ただ、おーいお茶、伊右衛門、綾鷹にPB品といった強敵に立ち向かうには、インパクトがなさすぎる。

さわやか系女優を使うのはいいとしても、生茶というブランドを再生させる緒は、茶畑のイメージをもっと強烈に押すしかないと思っています。以前から何度も書いているように、タレントに茶摘み娘の格好をさせる。松嶋菜々子にそれをやってもらえばよかったけれど、それはもう過去のこと。清野さんにお願いしてはいかがでしょうか?

セブンプレミアムとコカ・コーラというタッグ

学生から、「セブンで『はじめ』というPB出てましたよ」と教えられ、「『はじめ』って綾鷹の前のコカ・コーラのブランドやで。ホンマかいな?」と思ったけれど、もちろん本当でした。

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「静岡茶入り」と小さく書いてありますが、まさか地域限定?
その今はなき「はじめ」と並べてみると、こんな風に。

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廃番となったブランドをPBで復活させる。アサヒビールが「ダブル酵母」というブランドを、イオンのPBで復活させておりましたが、あれと同じパターン。

PB時代のブランドリサイクル | とみざわのマーケティング研究室(2014/07/15)

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ある製品ジャンルに適したネーミングなど、そうそうあるものではない。死したブランドも、戦術やタイミングによって復活もありうる。その手法として、買い取りしてくれるPBなら安心して再生できる。

製造業者名を明示する流れとなったPBは、これからさらに激しい戦いが予想される。その戦術として、メーカーの廃番ブランドの再生はますます増えるのでは。

それにしても、コカ・コーラが「レモンコーラ」に続いて、セブンとタッグを組んだことは、伊藤園は当然、サントリーにとっても(もちろん他の飲料メーカーにとっても)脅威でしょう。NBのトップブランドとPBの両方を抑える戦術。中小メーカーにとって死活問題です。

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      2015/09/22

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