種なし梅干しはアリかナシか
弁当に梅干し
相変わらず弁当は地道に作っているわけです。
だんだんと作る手際がよくなってくる自分が誇らしくもあり、ちょっと虚空を見つめたくもなったり。もちろん冷食頼みなんですけどね。まあ、いつカミさんに三行半をつきつけられても、楽しい老後は過ごせる自信だけはつきました。
で、白飯好きの自分としては、やはり色味としても、衛生面からも、梅干しは欲しい。「日の丸弁当」は死語かもしれませんが、料理にアクセントはいろいろな面から重要です。
そんな梅干しがちょうど尽きてしまった時、スーパーで見つけたのがこちらでした。
種ヌキ梅干し!
こんな商品、あったんですねぇ……。
値段も普通のとほとんど変わらなかったので、つい買ってしまいました。
キャッチコピーにあるように、これは誰がどう考えてもおにぎりに超便利!
しかし、日の丸弁当派の自分としても、これはかなりありがたい。
というのも、研究室で食べ、そのまま水道で洗う時、やはり種がビミョーに(本当にビミョーに)面倒なのであります。梅干しを食べて、種を出して、さてどこに置いておくか。弁当はまだ食べている。いつもは開けた蓋に置いているのですが、なんかモヤモヤしたものを感じる。
それが「種抜き梅干」なら、そういう悩みがない。素晴らしい!
ちょっと味気ない?
いざ弁当にのせてみると、こんな感じに。
なんか食べかけのようにも見えて、味気なさを覚えるのは贅沢というものでしょうか。でも便利です、これ。たまにおにぎるも作るので、次もぜひ買いたい。
どうやって種を出しているのか
「国産じゃないよな…」とは思っておりましたが、やはりそうでした。
中国産です。まあ、今さら気にしません(強がり)。
しかし、種はいったいどうやって出しているのか。公式サイトには、
梅干の種とへたを一粒一粒ていねいに取り除きました。
とある。まさか手作業? まさかねぇ……。梅干しさえ作ってしまえば、キカイで取り除くことできますよねぇ……。手作業だったら、ちょっと申し訳ない気持ち。
骨を取り除いた焼き魚について、以前物議を醸しましたが、種なしの梅干しはどうなのか。子供の食育にはさほど関係なく、主婦にはむしろ便利だからスルーされるのか。
たかが梅干し、されど梅干し。いろいろ考えてしまうのであります。
2015/09/22