ローソンのやみつき鶏
なんでも乗っかるクセ
マーケティングには重要です。
オジサンであろうと、リラックマグッズ目当てに、さほど好きではない抹茶を買うことをもいとわない。
水筒にも使えるかな~と思ったのですが、案外使えなかったので、今度誰かにあげます。
発売当日のステマ?
何日か前に、ネットのまとめサイトを巡回していて、この文章にぶち当たった。
【グルメ】ローソンが発売した『やみつき鶏』が激ウマすぎて3つも買ってしまった件 - バズプラスニュース Buzz+
文章が子供っぽくて、なんだかなぁ~、アフィリエイト狙いだろうなぁと思いつつも、ローソンもいよいよファミマプレチキの対抗を練ってきたかと思うと、これはやはり一度は食べねばと。
ということで、ようやく食べてみました。
ビールには合うやみつき鶏
自宅の生活圏にはローソンはない。浜松で、大学に行く途中にあるのみ。そこで買いました。
骨なしとはいえ、これで168円(税込)は少々割高感あり。骨がついていようが、デカければ価格相応感は生まれるものです。大きい葛籠と小さい葛籠の原理。
ちょうど昼飯時に食べました。はっきり言ってしょっぱ辛い。
アフィの方が書いているように、そしてローソンもそう諭しているように、これはビールに合わせるもの。
昼に食べたのは失敗。ビールを飲みたくなるだけでした。今度改めて、夕方買って、缶ビール片手に食べてみます。
健康ステーション!?
そんなこんなでローソンのサイトを、しげしげと見ていて、ちょっとびっくり。「街のホットステーション」ではなく、「マチの健康ステーション」にいつの間にかコーポレートメッセージを変えておりました。
健康を謳うのに、こんなしょっぱ辛い商品を売っていいものかどうかはさておいて、セブンの王道路線に対抗するために、ナチュラルローソンのポジションにジワジワと寄せていく戦術か?
ファミマがサーKとの統合が落ち着くまで、相当時間がかかる。それまでの期間がローソンに与えられた猶予。それまでに確固たるイメージポジションに落ち着けるか。

健康ステーションが酒・たばこはイカンですな
正直言って、「健康ステーション」と聞いてイメージするのは、商店街に1つはありそうなジジババ目当ての怪しげな健康器具販売店。
実はうちの実家にもあります。チェアの上部にザビエルみたいな丸いのがついているやつ。オヤジはことあるごとに、
この椅子に座ると熟睡できる!
と宣っております。ホンマかいなと思いつつ、親孝行の私は、「はいはい」と聞いて、適当にスルーしております。
「健康ステーション」は、そういうのやマッサージチェアがズラリ並び、ジジババが横たわっているお店というイメージ。そのイメージをローソンが奪い取れるかどうか。
それとも、まさかローソンにああいうチェアが並ぶ日が来るのか。郊外だったら、戦略としてアリなのかも。「喋れる食べれるコンビニエンス」ではなく、「喋れる熟睡できるコンビニエンス」。やはりいかに課金するかが勝負です。
ファミマのサーK統合により、しばしの猶予が与えられたローソン。健康ステーションのコピー通りのポジションを捕まえるのことができるのかどうか。まだまだ予断を許さないのであります。
2015/09/22