キユーピー鍋パスタ最大の問題
鍋料理ニューウェーブ
常夜鍋は、その名のとおり、毎晩食べても食べ飽きないというところからくると聞きますが、さすがに連日連夜では飽きる。
いや正直言うと、さほど飽きてはいないんだけど、「〆(しめ)」に飽きるんですよね。そば→うどん→たまにラーメンの変則無限ループ。
そんな鍋料理の新たな潮流となるのでしょうか?
パスタソースでは定評のあるキユーピーが「鍋パスタ用のソース」を発売。これは新しい。スープパスタはかなり前からあるのだから、鍋に投入するのもあってよかった。けれどなかった。期待できます。
さっそく実食
いちおう韻を踏んでみました。
のっけから問題が。これは小鍋には多すぎる。水900mlにプラスしてソース300mlが入るので溢れちゃう。なので、水600mlにソース200mlにセーブし、残りは2周目にしました。

使い分けできるようにできませんかね…
ソースが温まったら、肉から投入。裏面の推奨食材は豚肉だけど、鶏肉にしました。

沈んでしまうのでサルベージ。
この次が通常の鍋と異なる点。このタイミングでパスタを入れます。

パスタは折って入れます。
パスタはディ・チェコのフェデリーニ。茹で時間6分。
ここでふと疑問が湧く。
パスタの茹で時間はそれぞれ違うことに、
どう対応するのか?
という点。
ただこれは小さな問題でした。結果的には、多少茹ですぎても気になりません。調理コンロほど火力は強くないので、ジンワリ茹で上がる。だから多少のバッファは許容される。
それよりももっと大きな問題があります…。
いよいよ完成へ
ここまでまだ食べてません。調理時間が結構長い。暇を持て余すので、手軽なツマミは必須。

キャベツにしました。
パスタを投入してから10分くらい茹でます。ひたすら待つ。でも完成は近い。
そして完成し、よそってみると……
見た目が美しくないんだな!
なんでしょう、麺と肉と野菜がごっちゃに入っていると、見た目がもう……。
鍋なのでなかなかキレイによそることはできません。これが鍋パスタ最大にして唯一といってよい課題です。
本当に美味しいです
味は、お世辞でもなんでもなく、
メッチャ美味しい!
普通の鍋に飽きていずとも、ぜひオススメします。その価値はあります。自分もまた食べたいです。もう1つのクリームソースも買ってしまったけど、トマトソースもまた食べたい。リピートしそうです。
「2周目」は1周目の教訓を糧に、パスタは後回しにしました。

スープは絶品!
ま、このくらいなら許せますな。パスタは後入れ。キユーピーの担当者の方、ぜひご検討ください(ま、お好みで…にすればいいのだけど)。
そういえば課題は、もう1つありました。これはトマト系鍋に共通のことでしょうが、周囲への飛び散りがかなり気になります。まあもっと丁寧にやれってだけですけど。
割と致命的な課題はあるけれど、それを補って余りある美味しさの「キユーピー鍋パスタ」。皆さんはどのようにお感じになるでしょうか。気にならないかなぁ、よそった器の中。
2015/09/22