チューブ味覇でチャーハン
ついに来た
もう少し前ですけどね。今年の春先から、廣記商行が「味覇(ウェイパー)」のチューブタイプを発売しておりました。
中華料理が抜群に美味くなる「味覇」。いわゆる「お店の味」になります。
ただ、通常品は小さくても250g入りの缶! 置き場に困るし、何しろ使い勝手が悪い。
味覇(ウェイパァー)公式サイト 株式会社廣記商行の運営する、【味覇】の公式サイトです » 味覇紹介
ウェイパァーをお求めなら廣記商行オンラインショップ / 味覇(ウェイパァー)へ
そんなところにチューブタイプが登場。半年たって、浜松にもようやく出回ってきたので、当然のごとく買いました。
味の素と全面対決
味覇がこんなのを出すのも、味の素「クックドゥ香味ペースト」が売れているからでしょう。
「味覇」最大の弱点を解消しているうえに、さすがに味の素、美味しいです。チャーハン、肉野菜炒めだけでなく、中華鍋の素としても使えて重宝。中華鍋は、〆をラーメンにできるのでとてもありがたいのであります。
このライバル商品、いかに激しく戦っているのは、裏面表記を見てもわかる。
適量がわかりにくいチューブタイプを、味の素は「丸の大きさ」で表現した。実際には、グチャグチャになってしまってかなり適当なのですが、このアイディアはなかなかだと思いました。
「味覇」はそのまんま真似をするわけにもいかない。でも適量をどう表現するかということで、丸ではなく「長さ」とあいなりました。

左「味覇チューブ」、右「香味ペースト」
いいですな、こういうライバル心。ニヤニヤしてしまいます。
チャーハンを作ってみた
ということで、「味覇」でチャーハンを作ってみました。

玉子、ハム、水菜で
いや~、もう笑っちゃうくらい美味かったです。塩もコショウもいらない。これだけでいいんだもん。楽ちんな上に美味しい。たまりません。
具体的には、「香味ペースト」よりも味に深みがある感じか……。この辺はよくわかりません。香味ペーストで作るチャーハンも嫌いというわけではないです。
ちなみに左上のスープは、「香味ペースト」を溶かしたもの。これも美味しいですもん。
巨大すぎるリーダーとニッチャー
食品会社としては、世界的な規模というか、世界の食品会社をグルソー(MSG)で背後から支える味の素社。企業規模で考えたら、廣記商行は比較にならない。巨大すぎるリーダーとニッチャーにすぎない。
でも、中華食材といえば廣記商行。ましてや「味覇」は看板商品。製品ジャンルではリーダー。売上規模を考えれば、イメージリーダーにすぎないのかもしれないけれど、巨大すぎるチャレンジャーにおいそれと負けるわけにはいかない。
「辛味」に続いて「醤油味」も発売し、ラインナップを揃えた味の素。
「味覇」はもちろん1本足打法。はたしてどんな決着を見るのでしょうか……。
2015/09/22