明日はチキンラーメンの誕生日ただし56歳
セブン限定キャンペーン
浜松ではもっぱら弁当生活を送っているわけですが、たまにそうもいかない日もある。
そういう時にはやはり便利なコンビニ。「おにぎりとカップ麺でも久々に食うか……」ということでセブン-イレブンに入ってみると、何やらチキンラーメンを押している。
「チキンラーメントートバック」プレゼントキャンペーン | セブン-イレブンよくあるお問い合わせ
チキンラーメン | 日清食品グループ
チキンラーメン関連商品を2個買うと、トートバックがもらえる。ただ、各店24個までだとか。
思わず、2つ買おうか……と思いましたが、オッサンが黄色いヒヨコのトートバッグをどこで使うんだと冷静になり、これ1個買うにとどめました。
チキンラーメンのえびワンタン。ワンタンメン好きの自分としては、これはいくしかない。
チキラーえびワンタンメンの盲点
チキンラーメンのマルチライン戦略は、ここにきて激しくなっている。
以前は、袋麺ほぼオンリーだったのが、カレー味もあるし、ごはんもあるし、「焼チキン」なんてのもある。さすが日清食品。ブランド間のカニバリを全く恐れないこのやり方。久しぶりです。
さて、そのチキラーえびワンタンメンにお湯を注いで、3分待ったのがこちらです。
ここで味がどうのというほど野暮ではない。それよりこれは実はかなり画期的だし、盲点だったのではということがあります。
それは
丼型カップ麺なのに
スープだのタレだの入れなくてよい
ということ。
自分が丼型カップ麺を忌避する場合はこれが最大のポイント。やれ、後からこれを入れろ、あれを入れろ。しまいには、「お湯を注いだ蓋の上で温めろ」だのといちいちうるさい。だからそういうのが面倒に感じられる時はカップヌードルに流れる。
このチキンラーメンにはそれがない。
お湯を注いで3分たったら食べられる
という加工食品の歴史上、これ以上ないくらい画期的な商品だったのですから、それも当然か。
56歳になってもなお健在
明日8月25日は、チキンラーメンの誕生日だそうです。
「56歳」じゃなんの区切りにもならないし、「ああそうですか」としか言いようがないかもしれない。
ただ、加工食品界に革命をもたらした商品が56年もたった今なお、こうして革新を続けている事実。決して陳腐化していないし、そうならないために、マルチラインで刺激を与える。この場合、刺激を与えているのは、対消費者というより、対社内なのではないでしょうか。そんな気がします。
失敗を恐れず、常に新しさを求める。でも本質は変わらない。ロングセラー商品とはかくあるべし。
やっぱり、トートバッグもらっておくべきだったかな……。
2015/09/22