甘くない低アル飲料市場

低アル。いわゆる「低アルコール飲料」。ビールすら苦手な方のために、甘~くした飲み物。ビールからはじめて、ハードリカーに進んでいると、時折飲みたくなりますが、それでも杯数を重ねることはできない。

それはひとえに呑兵衛にしてみれば甘すぎるから。口の中が甘ったるくなり、ベタベタしてくる。1本飲めば十分という印象でした。

そんな低アル市場が今年はちょっと違う。
アサヒは「辛口焼酎ハイボール」という商品を投入。

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アルコール分は8%とかなり高め。さらに今はやりの「糖類ゼロ」に「プリン体ゼロ」。そして炭酸も強め。完全にオッサン向け飲み物です。

大学生になった頃、流行り始めたいわゆる「元祖チューハイ」、あれを思い出しました。甘み全くなし。何が美味しいのかよくわからない。けど死ぬほど飲まされた(そしてたびたび死んだ)。
あれから30年。むしろこの方がいいと思うようになってしまったのは当然の帰結か。

キリンは「ビターズ」というそのまんま苦味を前面に出した商品で参戦。

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こちらもアル分8%で、糖類ゼロ。プリン体はゼロではないようですが、キリンは「とりあえずビール」ならぬ、「とりあえずチューハイ」を押し進めたいもよう。

とりあえずチューハイ大調査|ほろにがさ研究所|キリンチューハイ ビターズ|キリン

かなり強引な分析をしてまで、新しい習慣を根付かせようという努力。自分は、「とりあえずホッピー」「とりあえず日本酒」はあるけど、「とりあえずチューハイ」はないですなぁ……。

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もっともこれらの商品は、ビールと置き換えるというよりも、

乾杯ビールすら飲まない人に
飲んでもらうための商品

ということ。1杯目からメニューを睨んで、グチグチ考えている人とかね、なんとかしていただきたいもの。そういう人に「とりあえずチューハイ」と刷り込むのは正しいかも。

サントリーももちろん同様の商品は出しております。

ストロングゼロDRY -196℃チューハイ サントリー

こちらは「甘味料ゼロ」という表現を使う独自路線。ただ、「料理に合う」ことを訴えるのは他社と同様。

サントリーがハイボール市場を復活させたことにより、にわかに活気づいてきた低アルジャンル。どの社の商品が勝つかということより、「とりあえずチューハイ」「つまみにチューハイ」という文化が成立するのかどうか。長期に観察していきたいところであります。

 

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      2015/09/21

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