使いにくいヤマサ醤油「鮮度の一滴」
ヤマサ醤油の「鮮度の一滴」。
2年前、「醤油の容器戦争」というタイトルで書きましたが、パウチによる鮮度アップはわかるけれど、どう考えても使いにくい形状。だからキッコーマンの方を買った。
でも、
「使わずキライ」はよくない
ので、試しに買ってみました。150mlという小容量タイプが発売されていたので。
サイトを見ると、使い方がYouTubeにアップされております。
うーん、やっぱり使いにくい。
実際使ってみると、1滴ずつ出すのはなかなか難しい。微妙な指感覚が求められます。普通の勢いで容器から出そうとすると、
鮮度のドバーッ!
という感じになります。
倒れてもこぼれないことが、動画にも描かれておりますが、それ以前に出した醤油が尾を引いて、パックそのものが汚れてしまう。
また、注ぎ口の折り返しも小さすぎて、自分にはかなり面倒に感じました。
と、あまりいいところもなかったので、全部使い切る前に、すみません、買い換えてしまいました。醤油は大好きだし、よく使うしで、どうにも耐えられなかったので。
さすが東海エリア。イチビキの醤油がありました。
革新的な大ヒット商品、ヤマサ「鮮度の一滴」。容器形状は法的に守られているのでしょうから、他社も追随しようがない。
その一方、他社次々と鮮度を保つ容器ボトルを開発している(おそらく容器メーカーが提案してきたのでしょう)。
やはり醤油は普通の「醤油差し」の形状が使いやすい。「鮮度の一滴」のリピーターは、実際にどうやって使っているのか……。
むしろ、そういうことが気になるマーケターなのでありました。
2015/09/21