セブンカフェを考える

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ということで、遅きに失した感はありますが、コンビニコーヒーに初めて挑戦いたしました。

飲んだのは、もちろんその先駆けとなったセブンカフェ。年間販売予定数は4億5000万杯。つまり年間売上450億円を予定しているメガ商品。週刊東洋経済の特集(2013年9月28日号)によると、9月末には全国1万6000店に導入を完了するとのことですから、突如日本最大のコーヒーチェーンが現れたようなもの。もちろん、缶コーヒーの売上も、すでに影響が出ているとか。コーヒー関連各社は戦々恐々でしょう。

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空のカップを受け取って(ホットの場合)、支払い完了後にセルフで入れに行くという動線に違和感を覚えますが、これはすぐに慣れるのでしょう。
ただ、レジで「カップのサイズは?」と聞かれて、一瞬戸惑ったものの、「R……」と言いかけたところ、

S? S(エス)でいいですか?

と聞かれました。
思わずこちらも、「あ、う、うん……」と答えつつ、頭がモヤ~っとしました。

日本人にとって大敵ともいえる「L(エル)」と「R(アール)」の分類は、改善の余地がありそう。次回は、モヤさまの狩野恵里アナばりに、思い切り巻き舌で発音してやろうかしら。

ア~ゥルで!

夏前から話題となっていたコンビニコーヒー。なぜトライアルが遅れたかというと、自分の生活動線に入ってこない商品だから。
自分は、自宅でも、大学の研究室でも、ドリップコーヒーを飲む。ずっと以前は、ネスカフェゴールドブレンドを愛用しておりましたが、いつの頃からかドリップに。慣れれば、たいして苦にならないし、タバコを吸わなくなった今、コーヒーの香りが、癒やしの時間を与えてくれます。

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そんなコーヒー生活だから、家の近所のコンビニに、わざわざ買いに行くことはありえない。お客様のところへの行き帰りに一息つきたい時は、ドトールやスタバ、ルノアールに行く。コンビニコーヒーを買って、立ち飲みでは休めない。
だから、飲むシーンがそもそもなかった。

今回は、大学に車で向かう途中、「わざわざコーヒーを飲むために」セブンイレブンに立ち寄りました。普段使うコンビニは、昼飯を買って、またすぐ車を走らせるのですが、わざわざ駐車場で休んだりして。

つまり自分のような生活をする人間はターゲットじゃないということ。1日数杯飲むコーヒー人間をターゲットにせずとも、年間450億円売り上げる。なんて恐ろしい商品なのでしょう……。

セブンカフェを実際に飲んでみたら、ちょっと薄く感じました。粉をあと2割増量してもらうと、自分にはちょうどよいかも。ドトールやスタバとくらべても、5~10%くらい薄いのではないでしょうか。

ただ、万人ウケするコーヒーは、これくらいがちょうどよいということでもある。
ロングセラー商品となるためには、濃すぎず、薄すぎない、絶妙な味の着地点が求められる。セブンはこの味を世の中の平均と捉えたということです。

東洋経済に書かれていた、コンビニコーヒーの原価構造は下記のとおり。

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だいたい予想の範囲内ですが、コンビニにとって、粗利50%の商品がバンバン売れるのは大きい。セブンイレブンでは200億円以上の利益を叩き出すということなのですから、これはもう笑いが止まらないのでは。

昨日書いたファストフード、お惣菜店は、すでにロックオンされた。そしてコーヒーチェーンも戦々恐々。それ以前では書店、文具店などなど。コンビニにひとたび狙われた市場は、飲み込まれるしかないのか。
コンビニ独裁の時代は、いつまで続くのでしょうか。

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      2015/09/21

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