吉野家が始めたいちなべ家に行ってみた

13100901

吉野家が始めた一人鍋の店「いちなべ家」に行ってまいりました。

いちなべ家 駿河台下店 - 神保町/すき焼き [食べログ]

吉野家のサイトには見当たらないので、食べログから紹介。
吉野家は相変わらず情報開示が中途半端。ニュースリリースも未だにPDFを貼るだけだし。それじゃ検索に引っかからないでしょうに。もったいない。

鍋は通常複数人で食べるもの。それを1人で食べる。ちょっと寂しい。ただ、有楽町駅の近くに、だいぶ前ありました。だから、決して新しいコンセプトではない。

「いちなべ家」のメニューは、吉野家ということでいちおうは牛すき鍋が看板のよう。他に、豚しゃぶ鍋、ちゃんこ鍋、キムチチゲ、きのこと鶏団子鍋、豆乳鍋、坦々餃子鍋と全7種類ある。

13100902

牛すき鍋もいいんだけど、ここはオーソドックスに「ちゃんこ鍋」にしてみました。
箸休めということで、ポテサラがついてきます。

13100903

「鍋が煮立ったら、鶏肉から入れてください」との店員さんの指示にしたがい、あとは随時勝手に入れていく。
途中経過はこんな感じ。

13100904

作り方の手順は書いてあるのが置いてあるし、言えば手伝ってくれると思いますが、「鍋調理」のノウハウが身についていないと、ちょっとしんどいかも。
IHの火力はかなり強く、MAXのレベル5だと煮込みすぎちゃう。微妙な火加減が求められます。鍋奉行のスキルは欲しいところ。

13100905

野菜をほぼすべて投入し、ほんのちょびっとついていたうどんも面倒なので入れてしまう。肉しゃぶを少し残しつつ、ほぼ完成一歩手前なのがこの状況。まもなく完成。期待が高まってまいります。

13100906

そして完成! いただきます!

味はズバリ美味しい。お出汁が効いている。
もちろん、うま味調味料の類を使っていると思いますが(じゃなきゃこんな安く出せない)、それでも十分美味しい。家庭ではなかなか出せない味です。

いちなべ家のランチタムは「ごはんは無料」。白米か黒米(雑穀米)か選べます。
無料ということは、おかわり自由ということ。ちょっとわかりにくい。
ちなみに、隣の席のおっちゃんは、2度おかわりしていました。3杯目には生玉子も追加していました。
何度もおかわりしたくなるほど美味しいという証明でありますが、実はごはん茶碗が、ちょっと小さめ。これは一般的な女性には適量かもしれないけれど、男性にはかなり少ない。若い男性だったら、もっとデカい、それこそ吉野家の丼くらい欲しいところでしょう。

平日の昼時でしたが、神田・神保町あたりということで、サラリーマン、OLがひっきりなしに訪れておりました。店内サービスもこなれており、まずは順調な滑り出しなのでは。

肝心の「1人鍋」という点ですが、同僚と連れ立ってくる人がほとんどで、「1人鍋」の寂しさわびしさを感じることはないように思えました。
冷静に考えれば、ランチはみんな自分の食べたいものを食べるのだから、違和感はなくて当たり前か。

ただ、どこまで展開できるかは難しいところ。ビジネス街なら客は集まりますが、学生街ではちょっと厳しいはず。学生に780円のランチは微妙だし、店としてもおかわり自由で何杯も食べられたらキツい。
となると郊外か。ただ、ファミリー層は期待できないから、首都圏であれば、山手線から外れた中央線沿線が限界かも。

牛丼では厳しい状況が続く吉野家の新業態。これがすぐに大ブームとなって、牛丼の窮地を救うということはありえませんが、新しい方向性に何らかのヒントは得られそうです。

それにしても、こんな業態が可能になったのもIHクッキングヒーターが手軽な価格になったから。
以前の有楽町のお店は、普通のコンロだったと思います。新橋にあった「かめちゃぼ」という伝説のサラリーマン定食屋も、1人に1つガスコンロでした。
それじゃ危険。でもIHなら火災のリスクは、ほぼゼロになる。これは大きい。
冷蔵庫、電子レンジ、そしてクッキングヒーター。食の進化の陰に、家電品の進化あり、です。

 

Google AdSense2

Google AdSense

      2015/09/21

 - 自腹でレビュー, 飲食店 , ,