げんこつハンバーグのさわやかとCoCo壱番屋の共通点

静岡県、特に西部地区のソウルフードといわれる「さわやか」のハンバーグ。
浜松に通うようになって、だいぶ経ちましたが、ようやく行きました。
13080302お店の外観を撮影するのが忘れたので、会計時にもらうアメで。

長年「絶対一度は行くべき」「どうして行かないの?」と散々言われてきましたが、いかんせん自分の動線に店がないんですよ。
浜松市内には結構店舗はあるのですが、いずれもちょっと足を伸ばさないといけないところにある。
それも車で行かねばならない場所。
食事と酒を切り離して考えることが苦痛な自分には、なかなかできないことです。

ということで今回は、浜松商工会議所に行く用事があり、さて昼飯をどうしたものかと思案し、iPadで調べたら、おーすぐ近くにある。
これは行くしかないということで、ようやくその時は来たのでした。
13080301牛肉100%が売りのさわやかのげんこつハンバーグ。

げんこつハンバーグの炭焼きレストランさわやか

250g、十分堪能いたしました。
長澤まさみが好きということでも有名になった、「さわやか」の創業のいきさつなのは、こちらに詳しくあります。

『げんこつハンバーグ』の秘密に迫る!  | しずふぁん

社長は40歳の時に始められたんですね。
創業時の社名が「グリーン観光」だから、旅行関係をやろうとしていたのか?
そして、最初はコーヒーショップからスタートしているのが面白い。

[会社案内] 会社概要 | 炭焼きレストランさわやか

同じ東海地区発祥の外食で、今や全国1000店を超えるチェーンに発展したCoCo壱番屋
昨日ひさしぶりに食べました。
13080304チキンと夏野菜のカレー。
みんなこれ食べてました。
彩りも美しく、食欲が湧きます。
ココイチの前身は、1974年にはじめた「喫茶バッカス」。
創業者である宗次さんは、その前年にはもとは住宅販売をされていたので、不動産業を始めています。

壱番屋創業者特別顧問 宗次德二(カレーハウスCoCo壱番屋創業者)

いきなり、「俺はカレーをもっと多くの人に食べてもらおう!」と大上段に構えたのではなく、ソロリと始めたら、コーヒーよりもカレーが人気になった。
「さわやか」も、まずはコーヒーショップから。
似ています。

考えてみれば、ダイエーだって最初は薬局だったし、ヨーカドーは洋品店だった。
何より、通期利益を2兆円に上方修正したトヨタは、元は機織り機を作っていた。
お客様の声に合わせ、事業を展開した結果、大きな成功を収めた。

まずは身の丈に合わせたところからスタートする。
ただ、その先の成功のためには、お客様に評価される品質がないといけない。
これこそが「知覚品質(perceived quality)」。
認知も何もないブランドを、全くのゼロからスタートさせる時に最も重要なのは「知覚品質」。
それを証明する例ではないでしょうか、「さわやか」も、「ココイチ」も。

ココイチは今や海外に100店以上も出店している。
ところが同じ頃創業した「さわやか」は静岡県内限定の28店舗のみ。

静岡県民が「日本一美味しいハンバーグを出すファミレス」と断言する『さわやか』にいってみた→本当でしたウマすぎます | ロケットニュース24

このポリシーの違いも面白い。
多店舗展開に耐えうる食材の調達と加工がカレーなら可能だけど、ハンバーグ、ステーキだとそうもいかないということか。
多い年でも3店舗ほどしか新規出店していません。

自分が食べに行ったお店では、隣に母子3組8名が食事をし、反対ではオッサンが1人雑誌を読みながらハンバーグを切っていました。
女性だけのお客さんもいたし、ジイさんと呼んでいいくらいの世代の人たちもいた。
子供が多少ギャーギャー騒いでいても、食べに行きたいとオトナたちに思わせるのですから、いかに美味しい料理を食べさせてくれるかということを証明するのに、これ以上のことはないでしょう。

静岡県に行かなければ食べられない「さわやか」のげんこつハンバーグ。
いずれは県外進出もあるのでしょうか?
とはいえ、拡大を焦り、利益や前年対比の数字ばかりを気にするようになったら、創業の理念を失ってしまう。
スローモーといわれようが、どこまでも牛歩のごとく、着実に物事を進めていくのだと思います。
牛肉100%がウリなのですからね!

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      2013/08/17

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