使い倒されるゆるキャラたち
浜松駅、新幹線駅改札内の売店に、これは売っていました。
くまモンが微妙に動いて喋るぬいぐるみ?
2600円もする。
それをここで買って帰れというのか。
ゆるキャラ日本一となって以来、もはやどこもかしこもくまモンだらけ。
ヨーカ堂の地域産品特売コーナーにもくまモン。
コンビニにもくまモン。
そしてKIOSKにも……。
キャラクターのコントロールは、案外難しい。
ディズニーのように厳格に対処するには、コストがかかりすぎる。
あれはミッキーその他のドル箱キャラがいてくれるからこそできる芸当。
それができないなら、なんでもオッケーのキティちゃんのような戦略を採るのは1つの手法。
くまモンもその路線で進むのか……?
渋谷のゲーセンにこんなのがありました。
船橋市非公認キャラクターとして有名なふなっしーが、ついにクレーンゲームに。
ゴールデンウィークあたりに、日テレ「スッキリ」で取り上げられて以来、その衝撃的キャラによって、人気がぐんぐんウナギのぼったふなっしー。
くまモンと同じコーナーに取り上げられることもしばしば。
ちなみに、船橋市には公認の地域産品PRキャラとして「船えもん」という微妙なのがいます。
船橋市|ふなばし産品ブランドPRキャラクターの名称が決定しました!
これだったら、ふなっしーの方が、まだキャラが立っている。
ただ、ふなっしーはいかんせん非公認キャラであるため、グッズそのものはほとんどなかった。
それがいよいよクレーンゲームに登場となれば、これはもう公認を上回る非公認。
ただ、ふなっしーはふなっしーで、非公認であるから、守ってくれる人が誰もいない可能性がある。
クレーンゲームの契約だって、もしかしたら法外な契約を結ばされているかもしれない。
くまモンとはまた全然違うレベルの不安が湧いてまいります。
ほとんどのゆるキャラは、地域に埋没している。
そんな状況下、くまモンとふなっしーは堂々たる知名度を勝ち得た。
ただ、どちらも徐々にコントロールが利かないように見えてきた。
個人でやっているふなっしーはまだしも、くまモンは自治体がやっているのだから、今のうちから何らかの対策をとっておくべきだと思いますが……。