ホンダのF1復帰
ストリートビューに写っている我が愛車バモス。
ストリートビューに写る | 東京マーケティングタウン(2013.2.20)
我が家はホンダ一家。
実家では初代アコードワゴン、2代目アコードワゴン、CR-V。
自分はステップワゴン、ストリーム、そしてバモスと乗り継いできた。
本田宗一郎の幻影をどこかに見ていて、車に乗るならホンダに乗りたかった。
他の会社は、車よりソロバンが好きなのではという勝手な印象を持っていた。
このあたりは、本田宗一郎のイメージを増幅しすぎですな。
ホンダ、F1復帰を正式発表!マクラーレン・ホンダ復活! 【 F1-Gate.com 】
「ホンダがF1復帰!」と言われて、「ヤッター!」と思った人も多い反面、「何度目だよ!?」と感想を持った方も少なくないのでは。
自分はそうでした。
特に感慨はナシ。
ホンダF1参戦の歴史を、改めて整理してみました。
- 1964~1968年、単独チーム参戦
- 1983~1992年、エンジン供給
- 2000~2005年、エンジン供給
- 2006~2008年、フルコンストラクター参戦
排ガス規制がうるさくなった70年代、バブルはじけた90年代中盤以降、リーマンショック後と、非常にわかりやすいタイミングで参戦をやめている。
ホンダのF1参戦・撤退の歴史は経済史の勉強にもなります。
NBOXが絶好調のホンダとすれば、車内のガス抜きの意味が大きいのかも。
ファミリーカー、軽自動車ばかり作るためにホンダに入ったのではないという方は、やはり多いでしょうから。
日経には、新興国へのイメージ効果ともありました。
これももちろん重要。
アジアじゃ、カブの会社としかイメージしていない人もいるかもしれませんし。
今回の参戦はエンジン供給。
1983年からの参戦では、通算69勝をあげたホンダ。
また勝ち続けて、世界から恨まれるのか。
日本が勝ち続けると、ヨーロッパ勢はレギュレーションを変更する。
またぞろそういうことが起きるのか。
ホンダはやはり勝っちゃうのでしょうか。
そして歴史は繰り返すのか。
正直言って、それを見たくない。
F1を通して見えるヨーロッパの闇を。
2013/08/21