2050年日本のすがた

4月中旬のことですが、総務省が昨年10月時点での推計人口を発表しました。
もちろん高齢化が進んでいますということがメインでしたが、人口減少社会に突入したことをも伺わせるものでした。

65歳以上人口、初の3000万人超え 総人口28万人減 :日本経済新聞

もはや、こういう数字を見ても、何の感慨も覚えないところが危険なわけですが、改めて図にしてみました。
細かい数字を覚えずとも、カタチで覚える。
数字はイメージ。
イメージはグラフでつかむ。

ということで、日本全国のはかなり見慣れておりますので、東京都と鳥取県と比較してみました。
東京・鳥取は昨年10月1日現在のデータを加工したもの。
だから、2歳分ずれております。
左から、「日本全国」「東京都」「鳥取県」の順です。
13050801グラフの点線は、日本全国は50万人単位、東京・鳥取は5万人単位です。
こう見ますと、比率からすれば、東京も子どもは決して多くない。
でも、東京は20歳以上から増える。
大学進学・就職などを機に、上京する人がこれだけいるということです。
この人たちが、東京に活力をもたらしている。
彼らが、各出身県にとどまってくれれば、地域格差はなくなる。

鳥取は、どう表現してよいやら……。
東京と同尺度にしているため、大変見づらい悪いグラフとなっておりますが、高齢層2人を若年層1人が支えるという構図は変わらない。
「もしかして、鳥取は日本の将来を先取りしているのではないか……」と思い、2050年の推計人口を見てみました。
今から37年後の日本のすがたです。
13050802グラフを作った瞬間、こう思いました。

プラナリアみたい……

「2050年の日本はプラナリア」、こう覚えましょう。
グラフに目を書き込みたくなります。

世代のピークは、なんと77歳!
現在は62~63歳あたりが最多人口なのですが、喜寿の方々が多数派という恐るべき社会。
恐ろしい!

このグラフが何を意味しているかというと、もはや中年層も高齢層を支えきれないということ。
だから70歳以上、いやもっと各論ベースでは80歳に限りなく近い年齢まで、バリバリに働いてもらわないといけないということでしょう。
今議論となっている、定年延長なんて甘すぎる対策といえます。
22歳から働き始めたとして、50年以上働き続ける。
いやいや、これまた恐ろしい!

こうならないために、今「女性手帳を作ろう」なんて議論もなされていて、どうやら本当に導入されそう。

政府、妊娠・出産支援で「女性手帳」配布へ  :日本経済新聞

一部の女性は「ふざけるな!」と怒り、「男性手帳も作れ!」なんて論が飛び交っております。
たしかに男のもあっていいかも。
こうなった理由の半分は男に責任があるのだし。

「男性手帳」はあれですな、「アダルトビデオ等性的な映像の見過ぎは、あなたの生殖能力をかえって低下させます」とか書くことになるのか。
面白そうですな。
「男性手帳プロジェクト」のメンバーに入りたいです。

人口減少社会に突入した日本。
子どもは手帳では増えない。
じゃあどうすればよいのか?
プラナリアのように、人間も切っただけで増殖できればよいのですがね……。

Google AdSense2

Google AdSense

   

 - 日記