弁当内のブランド訴求戦争

コンビニでは日夜静かなバトルが繰り広げられているわけです。

静かなるバトル | 東京マーケティングタウン(2013.4.18)

それは目立つところもあれば、全く目立たないところもある。
普通に買い物をしていたら、気づかないことの方が多いかもしれない。
そこに気づくのがマーケティングの楽しさ面白さ。

サーモンだらけの寿司!
いいねぇ~!
なんかちょっとネタが乾き気味で、そっくり返っちゃってるのもあるけど、まいっか的なノリで買ってしまったら、醤油にビックリ。
13041901キッコーマンのマークが誇らしげに輝いている。
そして中身は、例の醤油。

キッコーマン いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ  商品カタログ キッコーマン

正式名称は「しぼりたて生しょうゆ」というんですな。
実はここ何年か、「生ブーム」が続いています。
生ビールは今さらいうまでもありませんが、「生チョコ」「生ジェラート」「生どら焼き」……。
かなりアイテムが増えてきた。
実は鮮度が命だった醤油も、それに参戦。

醤油大好きな自分は、「しぼりたて生しょうゆ」のボトルタイプを買って試しました。
刺身用にいいのではということで。
ただ、あの音がどうにも気になって……。

ある程度使っていくと、ボトルの腹をキューッと抑えないと醤油が出てこない。
で、へこんだ腹が元に戻る時、「ピーッ!」と音が出る。
あれがなんかイヤで、前から使っているヤマサの刺身醤油に戻してしまいました。

ホームユースでは我が家の定番になりませんでしたが、中身が悪いわけではない。
こうしたコンビニ寿司に添付されてくるのなら、それはありがたいこと。

しかし、以前であれば、こうしたつけあわせの醤油なんて、例の小さなボトルが常識だった。
中は何が入っているのかわかったものじゃなかった。
たぶん安い、安い、安い醤油が入っていたのでしょう。
でも、今や天下のキッコーマンがその分野に入り込んできた。

いや、キッコーマンが以前から供給していたのかもしれません。
でも、そこにブランドは存在しなかった。
どこのメーカーの醤油だろうと、多くの人は関知していなかった。
1個10円するかしないかの商品だろうし、大手は力を入れないのが常識だったはず。
それが今やこうして、新製品を訴求する場となっている。
時代は日々動いています。

実際に、この弁当で、キッコーマンのしぼりたて生しょうゆを使い、

あー!美味しいこの醤油!今度買ってみよう!

とはならない。
そこが調味料の難しいところ。
醤油マニアでもない限り、一般家庭に醤油は1ブランド。
購買サイクルは、早くても3ヶ月くらいか。

ただこうした訴求により、次に醤油を買うタイミングが来た時、店頭でパッケージを見て、記憶が蘇る。
そういう地道な相乗効果を狙ったキッコーマンの弁当醤油。
今後、他メーカーも参戦してくるのでしょうか?

日本全国4万店で、毎日どれだけの弁当が出るのか。
下手な広告を流すより、よほど効果的かも。
だって使うか使わないかは別として、上の画像のように入っていたら、絶対に見るし。

弁当の中でブランド戦争が本格的に始まるのか。
始まるとしたら、醤油メーカーの戦いというより、調味料メーカーの戦いとなるのか。
どうなるのでしょうか?

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