死の断片化

お墓の断片化

先日に続いて、今日の日経にも「墓じまい」についての記事があります。

(ドキュメント日本)広がる「お墓の墓」  「子供に引き継げない…」縁故無い場所へ 悪質業者、不法投棄も :日本経済新聞
中高年、埋葬多様化に理解  :日本経済新聞

今月3月9日の記事には、改葬が増えていることも。

「墓じまい」終活で急増 跡継ぎ不在、仏壇の整理も  :日本経済新聞
「改葬」5年で3割増  :日本経済新聞

ご先祖様の眠るお墓。墓参りにも行きたいけれど、首都圏に居住し、地方まで行くのはどうしても億劫になる。じゃあ、「やめてしまえ」と思っても、お金がかかる。でも、もうそんなことも言っていられないということで、ここのところ改葬件数が増えています。

我が家も3件のお墓を「管理」しております。いずれこれと同じ問題が起きる。いや、実はすでに起きているのだけど、私の母親が放置している状態です。

納骨堂も増加傾向

法律的には、「お墓」の扱いとは若干異なる「納骨堂」。わざわざ帰省せずとも、手軽にご先祖様に挨拶ができ、管理も楽ということで、今都内を中心に増加傾向にあります。

「納骨堂」も、自分の代はいいとして、その管理業者が100年後、200年後もあるのかという本質的な問題がある。とはいえ、お寺さんだって、跡継ぎがいなければ「廃寺」となる。ならば、手軽にすませようと考えるのは、当然の帰結か。

孤独死への対処

お墓が「断片化」する以前に、そもそも高齢者の単独世帯が増え続けています。

老人の一人暮らしが増えているのだから、当然孤独死も増えている。

亡くなる前に、死後のことを明確にしておけばよいのですが、突然に亡くなってしまうと、無縁仏ということになる。無縁仏が増えてくると、自治体の負担にもなる。

社説[高齢者の無縁仏]個を支える制度設計を | 社説 | 沖縄タイムス+プラス

人口が減少し、高齢化が進んでいるのだから、人の死も断片化せざるを得ない。そんなこと新刊「断片化社会」では取り上げております。

この機会に電子書籍の世界へどうぞ。

Google AdSense2

Google AdSense

   

 - 断片化する社会, 日記 , , , , ,