「断片化社会」出版のお知らせ

連続スクロールに対応

またまたkindle限定の新刊のお知らせです。今度は、自分初の横書きで、アウラ・マーケティングラボ石井栄造さんとの共著です。
タイトルは「断片化社会」。平成があと1か月少々で終わり、新元号の時代が始まりますが、平成の30年間を「断片化」を観点に整理し、ポスト平成の新時代を占う内容になっております。


書影をクリックでアマゾンへ

内容もさることながら、今回横書きにしたのは、連続スクロールができるから。適用されるアプリは限定されますが(iOSのみか?)、今後、電子書籍の読み方は連続スクロールが主流になると考えております。実際、漫画の世界は「Webtoon」ということで、韓国の漫画が席巻しつつあるようです。

連続スクロールは、本当に便利です。何しろ読みやすい。縦書きだと、何より「格調が高い感じがする」のがよいのですが、もはやそういうことにこだわる時代ではないでしょう。だいたい、Web記事はすべて横書きですし。

超要約とグラフィカル・ダイジェスト

今回は全部で70点近い図表を作成しました。Excelとパワポという、通常のレポートと同じスタイルです。また、電子書籍の欠点として、全体を見通しにくいことがあります。
なので、冒頭に「超要約」のページと、主な図表だけを抜粋した「グラフィカル・ダイジェスト」のページを設けました。kindleプレビューワーで見ると、こんな感じになってます。横向きに最適化しております。

お忙しい方は、ここだけでも読んでいただければ。
本文内など、図表の下に余白が多く、間延びしてしまっておりますが、これはkindleの仕様のようです。ご了承くださいませ。

では、少し内容のご紹介をいたしましょう。

断片化とはどういうことか?

そもそも「断片化って何?」ということですが、これまでは一般的には大企業が大きなシェアを持っていました。だからこそ大企業だったのですが、必ずしもそうとばかりは言えなくなってきたということです。

例えば、自分も使っていますが、このリュック。主に子育て中のお母さんたちが、よく使ってます。累計で600万個売れたそうです。

このメーカーは、大阪にある会社。

日本製リュックが全アジアで大ヒット、偶然と必然とこだわりが生んだお化け商品 | ものつくるひと | ダイヤモンド・オンライン

大手のメーカーでもない雑貨卸の会社が、空前の大ヒットを飛ばす。こんなことになってしまうのも、断片化社会の象徴的なことといえます。

世の中が断片化したことによって、従来のテレビ、新聞といったマスメディアが弱体化しています。これはSNSなどのおかげもあり、これまで全く見えなかったマスメディアの内部が透けて見えるようになって、「マスメディアの中の人」が自爆テロを勝手に起こしているとも言えます。

なぜ断片化したのか?

断片化の要因については、すでに多くのところで語られているとおりの、「人口減少」「インターネット」に加えて、「プライバシー重視」の社会ということもあります。また、今まさに問題となっているコンビニ、アマゾンによる際限のないサービス競争も要因にあげられるでしょう。

コンビニもアマゾンも大衆を満足させようと、あれこれサービスを展開しておりますが、それは結局「個の生活」を充実させること。断片化は必然でもあったのです。

世帯数は増えている

日本の人口が減っていて、2050年頃には1億人を割り込むことが確実視されていることは、ご存知の方も多いかと。
その一方で、世帯数は平成の初期から1000万世帯以上増えているのです。

まとまって消費をすることが減り、単独、個別の消費スタイルが増えているということになります。

公立中の断片化

私自身は神奈川県内の公立中に通ったのですが、この30年で神奈川県内公立中に通う生徒は12万人減りました。でも学校数そのものは1校しか減っていません。代わりに私立中は4校2650人増えました。公立中学は、これからますます減っていかねばなりません。学校の先生方、大変です。

若い男性の一人旅が増加?

企業の社員旅行は減る傾向にあることは、なんとなくわかっていると思いますが、1人旅は増えています。しかもそれを牽引しているのは、ちょっと意外な感じがしましたが若い男性なのです。

気を遣う団体旅行より、気の向くままに過ごせる一人旅。旅行も断片化しています。

こんな感じで、「キャリア」「ライフスタイル」「コンテンツ」などの断片化を取り上げております。
そして、すでに始まっている「モザイク消費の時代」。こんな時代に必要なマーケティング手法とは、どのようなものなのか。詳しくはぜひ本書にあたっていただければ!

 

Google AdSense2

Google AdSense

   

 - お知らせ, 日記 , ,