コインパーキングTimesの価格戦略

価格は最もわかりやすいマーケティング戦略

マーケティング戦略はそれこそ千差万別、あらゆる商品・サービスがあらゆるターゲットに応じて練られる。しかし、例えばキャッチコピーなどは、芸術的センスにあふれるほど、誰を狙いとしているのかわかりにくくなる。

糸井重里氏の有名な「おいしい生活」とは、そういう生活もあるよねという提案なのだろうが、はたして男性向けなのか女性向けなのか、都会に住む人に向けてなのか、ちょっと小田舎に住んでいる人向けなのか、そのすべてに向けてなのか、一概には判断できない。

そういう点で価格は誰もが目にすることができ、しかもその価値判断も可能である。価格を高くすれば、貧乏人は来るなということだし、安くすれば、たくさんの人に買ってほしいという意思表示だとわかる。価格は最もわかりやすいマーケティング戦略なのである。

タイムズの価格戦略

最近は当たり前になりすぎてマスコミに取り上げられることも減ったが、コインパーキングの「タイムズ」はビビッドな価格戦略を採ることで有名である。将来を見据えた投資をし、すべてをオンライン化していることにより、稼働効率の悪い駐車場を改善しようとする。

最寄り駅の近くのタイムズのパーキングに「値下げしました」の幟が立っていた。

自分の生活動線上ではないので、いくらから値下げしたのかは不明であるが、「最大料金値下げ」とあるので、おそらく日中「1100円」の部分を変更したのだろう。

もう少し便利なタイムズは最大料金設定ナシ

このパーキングとは、東横線を挟んで反対側にあり、主要街道に近いパーキングは、こんな価格設定をしている。日中の最大料金設定はない。つまり30分200円で使った分だけとられる。長時間の駐車をするなら、少し遠い、前記のパーキングにした方がよいということで、こっちに誘導しているとも考えられる。

タイムズは土地を所有者から賃貸して、パーキングを設置している。所有者と一心同体といえる。設置したら放置したままでもよいはずだが、機動的な価格戦略を採ることで、オーナーも自分たちも儲かる。それができるのも、すべての駐車場をオンライン化しているから。

タイムズは集中してあることが多い。あなたの近場にあるタイムズの駐車料金の微妙な違いを見れば、そのエリアのクルマの流れが見えるのである。

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