じゃんけんに勝つ確率を上げる方法

彦根東高校野球部に伝わる必勝法

200年以上の伝統があり、滋賀県きっての進学校ながら、甲子園に久々の出場となった彦根東高校。残念ながら昨日、青森山田高校に2回戦で敗退。その記事に、こんなものがありました。

彦根東に伝わる秘伝 門外不出の「じゃんけん必勝法則」 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

高校野球の先攻後攻はじゃんけんで決める。欧米ならコイントスなのでしょうが、日本人なら、まず確実に知っているであろうじゃんけん。基本的には勝率は33%。でもそれに必ず勝つ方法が彦根東野球部に伝わっている。

とはいえ、実態は、

迎えた夏の滋賀大会は法則を使った4試合で3勝1敗。甲子園では2戦2勝。5勝1敗と高い勝率を維持した。
(朝日新聞デジタルより)

と1敗しています。
必ずしも全勝できるわけではないながらも、マスコミにありがちな緩いフェイクということで「必勝法則」とタイトルしているのでしょう。
でも私はマジメなリサーチャーでもありますので、本稿のタイトルは、

じゃんけんに勝つ確率を上げる方法

と律儀なものにいたしました。

そうです。実は私、じゃんけんに勝つ確率を上げる方法を編み出しております。最近は、じゃんけんをする機会もありません。彦根東野球部の躍進もあったことだし、いい機会なので、ここで文章化しておき、記録として残しておこうかと。

ただしこれは、

1対1のじゃんけん

に適用できるものです。複数が一緒にやる場合だと、確率を上げるのは難しい。また、「あいこ」が続く場合も、この方法論は使えません。あくまでもタイマンの一発勝負とお考えください。

今回も画像は「いらすとや」さんを使わせていただきました。ありがとうございます。

じゃんけんは心理戦である

じゃんけんは、子供のうちはやる機会が多いでしょう。クラスの席替えや何かの当番。いいことを選ぶ場合もあれば、嫌なことを選ぶこともある。そこに緊張感が走る。たかがじゃんけんとはいえ侮れないところです。

じゃんけんに勝つためには、勢いでやってはいけません。心理戦であることを意識しなければならない。これが肝心要です。
じゃんけんをやることが事前に決まっていず、でもやむなく何かを選ばねばならない時、こんな流れになるでしょう。

「じゃんけんで決めようぜ!」
「よし!やるか!」

いかにもテンションが上がりそうなシーンです。でも、口では「やろうぜ!」といいつつも、心は冷静でいなければいけません。これができない人は、いつまでたってもじゃんけんに勝つ確率は上がらないでしょう。

出しやすいのはどれか

じゃんけんは「グー」「チョキ」「パー」の3種類。どれを出すかは自分で決められる。そして相手が何を出すかわからない。そして後出しは厳禁。同時に出し合うことで、老若男女が戦える遊び。ハンデなしで誰もが公平に戦えるゲームは、世界的にも珍しいのではないでしょうか。

何を出すかわからない相手は、統計的には3分の1の確率でいずれかを出す。でも本当に3分の1なのでしょうか?
しかし、世の中で行われているすべてのじゃんけんを調べるわけにもいきません。なので私は身体操作の観点から考えました。

最初に出しやすいのはどれなのか?

ということを。

自分が「1対1のじゃんけん」をする場面を想像してください。顔は相手を見つつも、利き腕を少し後ろに半身になるように構える。何を出すのか悟られないようにするためです。
でも、この時の「手」はどうなっているでしょうか。「じゃ~んけ~ん」と自分も相手も、場合によっては行司役となる人までも声を出す。そして気合いがグッとこもる。その時の「手」を考えてみましょう。

出す直前の手は「グー」になっている人が多いはず

です。

最初に出すと勝つ確率が高いのは

気合いが入って、手を「グー」にした状態。ここから一番出しやすいのはどれかといえば、今さらいうまでもありません。「グー」です。グーの状態から「パー」にするには、手を開かなければいけません。これは少し面倒。

「チョキ」はさらに面倒です。人差し指と中指だけを開かなければいけない。強い意思がないと出しにくいものです。

つまり、身体操作の観点からすると、

グー>>>>パー>>>>チョキ

で出しやすい。
つまり、そんな相手に勝つには、

パー

を出せばよい。最初に一番出しにくいであろう「チョキ」はあまり出ない。だから最初に「パー」を出しておけば、勝つか、あいこに持ち込むことができるわけです。

さらに勝つ確率を上げるために

ここからは心理戦の話です。

人間は意気込めば意気込むほど身体に力が入る。そういう時に手は自ずと「グー」になる。だから、

・声の大きい人
・場のテンションを上げる人
・何も考えていないような人

こんな人を相手にする時は、「パー」を出せば、ほぼ勝てます。これは私の実体験からも自信を持ってオススメできます。
大人の場合、宴会でじゃんけんをやらねばならない場面があるはず。ぜひお試しください。

ではそうではない、冷静な人はどうなのか。
自分が冷静でいる一方で、相手も冷静だと嫌なものです。普段から口数が少ない。場のテンションが上がっても、冷静でいるような人。学校でも、職場でも、1人は必ずいるのではないでしょうか。

そんな相手は「グー」はかえって出さないもの。そう考えれば、こちらが出すのは確率的に、

チョキ

となるわけです。相手が「パー」なら勝ち。身体操作の壁を乗り越えて、最初から「チョキ」を出すような人だったとしても、あいこに持ち込めます。

偶然性を楽しむゲームでもある「じゃんけん」。シンプルすぎるほどにシンプルですが、その勝率を少しでも高める方法をお試しください。

【追記】大阪桐蔭の秘策

夏の甲子園、史上初となる2度目の春夏連覇に向けて、進撃を続ける大阪桐蔭高校。後攻をとるためのじゃんけんの秘策が記事になっておりました。

大阪桐蔭、じゃんけんでも無類の強さ 後攻ゲットへ秘策 - 高校野球:朝日新聞デジタル

大阪桐蔭は春のセンバツから26連勝中。その間、福井主将のじゃんけんは20勝6敗。やはり全勝というわけではありません。ただ、この言葉はまさに「じゃんけん必勝法」の根幹となすもの。

福井君は「じゃんけんは運ではない」と話す。

運に頼っていては、いつまでも勝率は上がりません。
福井主将は、「昨秋の公式戦。試合前のじゃんけんは大きく負け越したが、試合さながら実戦の中でデータを蓄積した」とありますから、さすがです。そしてその勝利法は、

不安そうな顔はパー。自信のある顔はグー。何か考えている人はチョキ

そう、ひねくれている人ほどチョキを出します。
試合前の挨拶の場でもありますから、主将どうし、最初に握手をする。その時から駆け引きは始まっているわけです。

じゃんけんの前には必ず握手をする。この時、力が入っていなければパー、入っていればグー、どちらでもなければチョキを疑う。

そして「自信のある顔」「力が入っていれば」というのは、私が上に書いたグーを出しやすい人のパターン、「声の大きい人、場のテンションを上げる人、何も考えていないような人」に通じます。

自分のじゃんけん必勝法に自信を得た大阪桐蔭福井主将の戦術。こうなると彦根東野球部の必勝法も知りたいところですな。

Google AdSense2

Google AdSense

      2017/08/18

 - お知らせ, 日記 , , , , , , , , ,