NHKスペシャルのスタジオ部分は不要

せっかくいい特集なのに

先週今週とやっていたNHKスペシャルの「列島誕生 ジオジャパン」。CGは美しく、かつわかりやすく、また研究者も多数ロケなどに参加し、とても充実した内容でした。

ただ、最悪だったのは、存在意義がよくわからないタレント2名が起用されていたこと。
これについては、かの小田嶋隆氏もご立腹の様子。

ツイートされている時間からして、Nスペのことに間違いないと確信しております。

いや、本当にここ数年感じていることですが、他のチャランポランな番組ならいざしらず、

少なくともNHKスペシャルにタレントは不要!

ということを、声を大にして言いたいのであります。
この「ジオジャパン」も、せっかく朝の顔として一人立ちしつつある和久田麻由子アナを起用しながら、

「海の果てまでイッテぎゅ〜!」

なんて、民放のほぼ同時間帯の裏番組をもじったコーナータイトルを言わせる始末。NHKスペシャルですよ。見ていて悲しくなりました。

どれほどのスタジオ部分があるのか

先週、生放送を馬鹿正直に見てしまい、ヒジョーにイライラさせられたので、2回目はきちんと録画し、不要なスタジオ部分は早送りして視聴いたしました。

さて、こうなると気になるのが、いったいどれほどの時間が不必要なタレントに費やされているのか。NHKスペシャル「列島誕生 ジオ・ジャパン 第2集 奇跡の島は山国となった」のタイムテーブルを、ビデオを見ながら作ってみました。

放映時間は正味49分00秒。オープニングからエンディングまでの構成は、下記のようになっておりました。

スタジオ部分は、約10分40秒でした。

番組全体の5分の1はスタジオ収録

ということになります。

先週もそうでしたが、出演しているタレント2名に、さして関係が強いとも思えない「鮎の塩焼き」など、高級料理を食べさせておりました。エンディング直前には、「四季があり、高い山々によって作られた」という意味合いから、日本酒まで飲ませておりました。私達の受信料は、このように使われておりました。
こうしないと、多くの視聴者が得られないと思っているのでしょうか。視聴率を気にしなくてよいはずの、受信料に支えられた公共放送なのに。

せっかくレベルの高いCGを作成し、優秀な研究者の意見を紹介しているのだから、この10分間をもっと有益に生かすことはできないのでしょうか。

ネット受信料を払わされるのなら

受信料徴収に限界を感じているのか、NHKはにわかに「ネット受信料」について動き始めました。
それに対し、民間メディアは当然のように反発。

受信料より先に議論すべきことがある  :日本経済新聞
NHK「ネット受信料」はなぜ問題か…「公共性」腰据えて議論を : 深読みチャンネル : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

それはそうです。NHKも上記のように視聴率稼ぎに躍起になっているうえ、子会社を通じて、民放と同じことをして稼いでいるのですから。
さすがの総務省も、これに対しては牽制ムード。

NHKに高市早苗総務相がクギ「ネットは補完業務」 - 産経ニュース

自分の考えとしては、テレビであろうが、ネットであろうが、

一律税金として徴収

で構いません。払っていない人間が一定数いる今の状態は、どう考えてもおかしい。税金にした方がスッキリします。1億人の徴収対象者を相手にするより、国家を相手にした方が、NHKも何かとやりやすいのではないかと思います。

ただし、用途については、会計検査院に厳しく調べていただきます。職員の給与も当然、国家公務員相当となりますし、そもそも渋谷にあんな巨大なビルが必要かという問題も浮かび上がるでしょう。
そうなると、民放のような番組も不要になる。タレントもいらない。そもそも今どき地上波放送を見る人間は減っているのだから、テレ東よろしく低予算の編成にしないと、NHKもうかうかしていられないはずです。

小学生の頃のNHK特集、それを受け継いだNHKスペシャルは、その取材力や掘り下げ方の深さから、NHKの良心といえる番組といって過言ではないでしょう。それを誰が求めているのかわからないタレントを起用し、安っぽくしてしまうのはいかがなものか。
受信料だけでなく、「フェイクニュース」という点に関しても、国民が敏感になっている時期だけに、今後もNHKの動きをウオッチしていかないといけません。

 

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