驚くほど簡単だった自力のKindle本制作

ビジネス寓話のKindle本です

ふと思い立って以来、地道に作業をしていたのですが、本日販売が開始されました。
なんとなくわからないでもないビジネス寓話 」という長~いタイトルです笑。

かつて電子書籍として売っていたものを、内容を大幅に見直し、追加・修正などをし、イラストも入れたりして、ようやく販売にこぎつけました。
値段も日本円で170円と、大変お求めやすくなっております。通勤の合間に、仕事の息抜きに、ぜひどうぞ。

かつてはアプリでした

この本は、以前は「おとなしかわからないマーケティング読本」というタイトルで売っておりました。

でも出版社の電子書籍事業撤退により廃刊に。忘れもしない2011年3月11日に打ち合わせした案件だったのですが、その後、アプリの更新も当然されず。今では、私のiPhone6でも挙動不審に。
当時は電子書籍のスタイルが確立されておりませんでしたから、1冊ごとにアプリを作成していたことがアダとなりました。難しいものですアプリ業界は。
まあなんだかんだでAmazon帝国に今対抗しうる会社も、そうそうないのは事実。なのでKindleにしておきたいな……と考えておりました。

せっかくなのでKindle出版の練習を

だって、なんだかんだで5万文字くらい書いているので、このまま死蔵するにはもったいない。しかもどうやらKindleは、Wordで作成した文章を、かなり手軽に出版にこぎつけることができるらしい。ならば練習がてら自力でやってみようかと相成りました。

アプリ版を買っていただいた方の手前もあるので、そのまま出すわけにはいかない。
なので、①新作3作を追加、②解説の文章もすべてに追加、さらに文字だけでは、今ひとつパンチに欠けるので、③挿絵としてLINEスタンプで作ったものを流用、と以上3点に、微妙に文章を書き直したのが変更点です。

Wordでの作業は本当に簡単でした。書式設定を適当にやっていたため、「目次作成」でやや引っかかったくらいで、あとはスイスイ。これなら今後自分が書き溜めたものを、次々とKindle化できるなと思った次第です。

(「マッチ以外のものも売る少女」の挿絵)

とはいえ面倒な部分もある

Kindle本を出すためには、権利関係をはっきりさせておかないといけません。アメリカの法律に従いなさいよという文面を一応確認しないといけないのが、やや面倒というか、ちょっとビクついてしまいます。

それより、内容そのものに、他人を貶めるようなことなどはあってはならないので、そういった点も少し気にしつつ、文章を修正したり。こうして自力でやってみると、出版社さんが間に入ってくれる有り難みが痛いほどわかります。

(「鶴の恩返し・哀愁編」の挿絵)

Kindle自力出版はアタリマエとなるのか?

文章をそれなりの分量を書くには、一定の才能と根性が必要。書店店頭で売ることを考えたら、少なくとも書棚で背中が見える「厚さ」でなければ格好悪い。だから最低でも200ページは必要。200ページとなると、スカスカの行間だとしても、5~6万字は書かないといけない。自分の書きたいことはわずかでも、本というカタチにするために、あと数万字を書かなければいけない。これが執筆者最大の苦痛です。

(「金の斧と銀の斧とチェーンソー」の挿絵)

でもKindle本なら、極端な話をすれば数ページだってかまわない。実際に、過去の黒歴史みたいな自分のノートを販売して、話題になった方もいました。

それに値段もほぼ自由に設定できる。日本のAmazonで売る場合、99円から最大2万円まで設定できます。
印税収入が主たる目的ではなく、著書を「名刺がわり」にして講演などで稼ぎたいという方であれば、値段はいくら安くても構わないはず。再販制度に縛られるリアル本では実現不可能なことですが、電子書籍ならそれができます。

さあKindle本に挑戦しよう!

はたしてどこまで当たり前となるのでしょうか。

一億総著者社会

なんて時代が来るのでしょうか。
Kindle本の恐ろしいのは、「編集機能が実質なくなる」ことに尽きます。どんな駄作だろうと、道徳的、法律的に問題がないのであれば、世の中に出せてしまう。どうせベストセラーなんてなるのは、ほんのひと握りの世界なのだから、売れようが売れまいが関係ない。自己満足に浸ることができる。
今すぐではないでしょうが、そういう時代が到来してもおかしくはありません。これを読んでいる方も、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょう。

もっともそのためには、タブレットの普及が進まないと限界がある。スマホだけでは、やはり長時間の閲覧は厳しいです。自分も古くなり、動作がモッサリしてきたiPadを売り払い、あれこれ駆使して実質無料でKindle Fireを手に入れました。

Prime会員であれば、かなりの映画を見ることがポイント。あと音楽も。もっともそんな時間はなかなか取れませんが。

AppleがiPadにキーボードをつけるという話もあり、タブレット界隈は混沌としてきているので、着地点はノートパソコン的な姿になるのかもしれません。ただ、いずれにせよ、大画面で電子書籍を読む(見る)というスタイルは、今後少しずつでも普及していくのでしょう。

そして、いつか飽和点に達した時、突如「著者」がドッと現れる。そう今皆さん当たり前にスマホで撮影した画像を、SNSにアップしているように、有象無象の電子書籍が世界中を飛び交う。その時、リアルな書籍はどうなっているのでしょうか……。

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      2017/06/20

 - お知らせ, 日記