イトーヨーカ堂のハトのマーク

突如復活

先日、隣町に行った際、「あれ? こんなところにこのマークあったっけ?」と思い、何気に撮影しておいたものが、まさかすぐに役に立つとは。

あのハトのマークの看板、復活へ イトーヨーカ堂 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

復活するそうです。若干の今さら感あり。なぜなら、ヨーカドーからデニーズから、すべてセブン&アイモードにした時に猛反対したから。

デニーズは戻した

浜松に通っている頃、駅から大学までの通り道に、デニーズが2軒ありました。通い慣れた道ならば、普段目にするものは、だんだんと意識下に送り込まれる。それがいつもとは異なることに気づくと、猛烈な違和感に襲われるもの。
セブン&アイのグループ統治を強化するために、デニーズの看板は、こんな風にされました。

かつて書いていたブログ(現在は削除)を掘り起こしてみたら、ちょうど10年前、2007年9月のことでした。

デニーズの看板といえば、これが普通だった。

それに無理やり「7i」を乗っけただけのマーク。正直言って、プロのデザイナーの仕事とは思えません。
その後、「7i」と分けたようなくっつけたようなスタイルになっていたかと。

サーKのファミマ転換とは意味が異なる

今まさにその外装が塗り替えられようとしているのが、サークルKサンクス。近所のサークルKもサンクスも、次々と工事が入っております。

ファミマへの転換まもなく完了。 #サークルk #ファミマ #familymart

富澤 豊さん(@tomizawayutaka)がシェアした投稿 -


サークルKサンクスは生き残りを賭けて、ファミマの傘下に入った。だからサーKブランドを存続する余地はなかった。
でも、10年前のヨーカドーやデニーズはそうではなかった。デニーズはともかく、ヨーカドーはセブン-イレブンと同系であることは、誰もが知っていた。だから、わざわざハトのマークを外し、セブン-イレブン(グループ)のマークにする意図がわからなかった。むしろハトのマークが消えたことで、ヨーカドーに対するシンパシーは薄まった。

老舗を買収してきたLVMH

ブランドが売買の対象となる以上、救済であろうが、対等であろうが、大きな傘に入ることはあります。
例えば、モエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)は、自分たちより古いブランドを数多く買収しています。

LVMH 企業・ブランドの紹介 -イントロダクション

でも、すべてのブランドに「LV」のマークをつけるようなことは、当たり前ですがしません。

買収したブランドを、自分たちの色に塗り替えるかどうかは、的確な判断が必要です。
すべて同じブランドで統一すれば、それまでより大きな印象を与えることができる。そして従業員の一体感は増す。ただ、画一的な印象も増すことになるので、安っぽいイメージがついてしまう。
セブン&アイは、売上・利益ともにセブン-イレブンが支えていることはわかっている。ただ、コンビニとGMSは1人あたりの客単価が違います。

ハトのマークのイトーヨーカ堂が、コンビニエンスなGMSとして大転換を果たそうとしたのであれば、「7i」のマークに塗り替えることは是でした。ところが、やっていることは何も変わらなかった。この10年間、GMSとしての存亡を探ってきただけ。

ハトのマークに戻すことで、ヨーカドーは復活するのか。現実的には、復活の橋頭堡とするためのハト復活だと思いますが、それでも間に合うのかどうか。

GMSとしての生き残りを賭けたラストチャンス。全国で閉店が相次ぐイトーヨーカ堂にとって、ハトのマーク復活で何より大切なのは、従業員の方々が「よし、これで頑張ろう」という気持ちになること。それができれば、大復活もありうると思います。

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