「神視点マーケティング」を解説します

マーケティングを学ぶ前に読む本

Amazonではすでに販売開始し、書店店頭にもそろそろ並び始める頃ではないかと思います。

せっかくなので、書いてあることを、少し解説しておこうと思います。ネタバレしない程度に。

この本の位置づけは、文中にもある通り、以下の図に集約されます。

マーケティングの具体的な戦術に入る前の、アイディアを練る部分に役立ちます。アイディアを練るわけですから、ことはマーケティングだけに限りません。製造現場、生産管理、サービス、広報、人事管理……。むしろ、マーケティングにどっぷりと浸かっている商品開発セクションの方よりも、マーケティングに全く関わりのない方に読んでいただきたい内容となっております。
マーケティングどっぷりの方には、当たり前すぎる内容でつまらないと思います。

もっとも、マーケティングというのは、非常に都合のいい分野でして、

すべてはマーケティングに通ず!

と、あらゆることをこじつけることは可能。
これは事実でして、民間企業だけでなく、学校・病院・自治体もマーケティングなくして生き残ることはできません。事例として取り上げた「長野県売木村」など、まさにマーケティングです。

この本を最も読んでいただきたいのは、4月から新たな進路を歩まれる方。新入社員、新入生の方です。マーケティングとタイトルにはつけておりますが、マーケティングを学ぶ前に身につけておくと、必ずや役に立つのが「神視点」なのです。

2、3時間で読めるでしょう。でも…

担当していただいた編集者さん曰く、

ツルッツルッと飲める日本酒みたいな文章です

とのこと。原稿をある程度書いて、読んでもらった時に、そう言われました。

マーケティングという分野は、米国に端を発しますから、どうしても英語が多い。ターゲティング、ポジショニング、コアベネフィット……。舶来の専門用語は、日本語に訳すとむしろわかりにくい。だから、世の学者たちは、そのまま使う。そうした方がラクですから。
学者しか読まない論文や学会であれば、それでもよいけれど、多くの人に読んでもらいたいという著作物はそれではいけない。カタカナ語を連発し、自己満足に浸ることは避けねばなりません。

だから、専門用語はほとんど使っておりません。そうした意味からも、マーケティングどっぷりの方には食い足りない内容だと思うでしょう。
おそらく一気に読めば、2~3時間で読み終えるはず。ただ、それだけでは終わらないような仕掛けも施しております(ニヤリ)。

この本で意識したのは、マーケティング本やビジネス書ではありません。もっと別のモノをライバルというか、ベンチマークとして意識しました。それが何であるかは、まだナイショにしておきます。

「神視点」は、この図を意識するだけでもOK

「神視点」とは結局何なのというと、この図になります。

顧客視点は、使い手・買い手の視点。今はそれだけでは足りません。第三者にも善意ばかりでなく、悪意の人もいる。だからこそそれらを俯瞰的に見る「神視点」が必要なのです。

概念図としては、いちおう下記の図も入れておりますが、上の図の方がわかりやすいかと思います。

自分の視点(=第1の視点)にハマってはいけないことは、誰もが自覚している。だから顧客視点(=第2の視点)が大切とされてきたけれど、SNSが当たり前になった今は、第三者の行動(=第3の視点)に影響される人は多い。その3つの視点を踏まえたうえで、なお、当該のモノとは一見無関係に思えるような思考・行動も持っておかないと、大きな連関性が見えてこない。
例えば、今ある生物学の本を読んでおりますが、マーケティングやビジネス戦略の本かと見紛うばかりの内容で、とても興味深い。読み切ったら、ここでご紹介いたします。
マーケティングの解決法は、(狭義の)マーケティング以外のところに往々にしてあるもの。それをわかって欲しいことも、本書執筆の理由です。

密かな自分の想いをそこかしこに

P196に登場するこの猫。去年死んでしまった実家の猫です。

他人様の猫に登場してもらうわけにもいかないからと思って、登場してもらいました。
このほか、例のナチスの2枚以外は、すべて自分で撮影したもの。写真は撮っておくものです、こういう時のために。

マーケティングの入門前に役立つ本であり、そのような内容に仕立てておりますが、ところどころに私的想いをも紛れ込ませております。読んでおわかりになりますでしょうか。

ということで、皆様ぜひご一読くださいませ!

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