Windows10の無償更新期限は7月29日まで
辞退できる無償アップグレード
もはや個々人のレベルを越え、国家的な問題となりつつあるWindows10のアップグレード問題。マイクロソフト社が繰り出すあの手この手の策略も、ついに公的機関から問題視され、今はこのようなウィンドウになりました。
Windows 10の自動アップグレード問題、消費者庁が注意喚起
「無償アップグレードを辞退する」のボタンができた。最初からこうしておけばいいのに。自己責任なんだし。
もっとも自分は、普段使いしているデスクトップ機は、とうの昔にアップグレードしていた。ノートPCの方は、もしかしたら使えなくなったら絶対に困るというソフトが入っているので、その日が過ぎるまで使わないようにしております。
家の共有PCをアップグレード
ということで、家族で共有しているデスクトップ機も、ようやくアップグレードいたしました。
といっても、そんな簡単なことではなく、最初に「今すぐアップグレード」のボタンを押したら、しばらくして、
アップグレードするための容量が足りません
という表示が。そのくらい事前に調べておいて欲しいものです。
ASUSのWin7機をそのまま使っていたので、Dドライブはスカスカなのに、Cドライブが80GBしかない。
なので少しCに残っていた少しのファイルを移動させ、CとDを結合。慣れていれば簡単ですが、このあたりの知識がないと、アップグレードも容易に手が出せないかも。何しろ、瞬間的にとはいえ、Dドライブの情報を全削除するイメージですから怖い。特に型の古い機種だとなおさら。マイクロソフトもその辺まで考えていただきたいものです。
拍子抜けするボタン表示
無事に容量も拡張できたので、アップグレードボタンを押す。するとこんな表示が出てくる。
え? 次はどこを押すの?
一瞬、面食らいました。「はじめに」というボタンしかないので、押してみたら、インストールが始まりました。
しかし、ここまで脅迫的なことをしておきながら、最後の最後に「はじめに」。拍子抜けします。
アップグレード開始
でいいのに。このあたりのダサさ加減はマイクロソフトならではか。
ということで、無償アップグレードの期限は今月29日まで。
29日は金曜日。その時どんなことが起きるのか。マイクロソフト社は、よもや新たなトラップを仕掛けてくるのか?
すでにアップグレードが終わった立場として、じっくり見守りたいと思います……。