東急ハンズの心意気

CASIOのベルト壊れる

今年の夏の終わりごろAmazonで購入した、カシオのレトロウォッチ。

懐かしいカシオのデジタルウオッチ | とみざわのロングセラー研究所

ベルトが壊れました……。

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金属ベルトなのですが、いかにも軽い。というより安っぽい。留め具の位置を変えようと、ミニドライバーでいじっていたら、金属が曲がってしまった。

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腕につけることはできるけれど、油断するとポロリと落ちてしまう。
やむなくベルトを買い換えようと、東急ハンズに。

渋谷のハンズ

毎度おなじみの東急ハンズ。

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時計売り場は5階でした。

ベルトの幅を調べてもらうと、幅広の部分は22mmだけど、文字盤に留めるところは19mm。残念ながら、それに見合うベルトはなかった……。

対応してくれた男性店員さんが、「削ればつけられますけどね…」と。どうしたものかと思案していたら、

とりあえず、今の直しますよ!

と。
「5分待ってください」と言われました。
引き換え札を持って、店内をウロウロ。まもなく出来上がる。

原因は、極小の棒状の部分ではなく、留める側が緩かったもよう。「ちょっと固いかもしれませんが」と言われましたが、たしかにガッチリはまって、これなら安心。
「これでいっか……」というところからが本題であります。

おいくらですか?

修理していただいたので、費用がいくらか聞きました。すると店員さんは、こう答えました。

いや、いいですよ

「え!? でも修理していただいたし……」と続けると、さらにこう答えました。

せっかくここまで来ていただいたのに
お探しのものもありませんでしたし……。
またお願いします!

たしかに駅からは、少々歩く東急ハンズ渋谷店。でもこちとら何年も使っているから、そんな徒歩時間は気にならない。

売り場は5階。たしかに、渋谷店のあのエレベーターはちょっと待たされることが多い。でもその日はすぐに乗ることができた。だから、「せっかくここまでに来たのに」という思いはない。だから非常に申し訳なくて……。

お言葉に甘えて、修理していただいただけで、その日は何も買わずに出てきました。

ロングテールの真骨頂

東急ハンズといえば、今や外国人観光客の訪問スポットとしても名高い。しかしその真骨頂は、元祖ロングテールであること。

日本が今後さらなる低成長の時代を迎えるのであれば、大量生産、大量消費という生活スタイルに、いつか終わりを告げねばならない。
簡単には転換しないとは思うけれど、今後ロングテールであることは、ますます重要になってくる。

そしてロングテールとしてのキーポイントは、数多くの品揃えと思いがちだけど、別の側面から下支えするのが「修理」であるはず。
壊れても、修理して使い続ける。日本人が忘れてしまった生活習慣を取り戻すためには、500円、1000円の修理費用はネグって、また来店してもらうことも重要かもしれない。

かの店員さんは、そんなややこしいことなど考えず、心意気で対応していただいたとは思いますが、こちらも身が引き締まる思いであります。

また何か買い物に行くことがあるとは思いますが、それだけでなく、ちょっとした修理のお店としても東急ハンズは対応してもらえるということを、多くの人に伝えられれば、せめてもの御礼となります。

 

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      2015/12/25

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