Netflix加入の導線おかしくない?
ネット動画視聴の時代
ニコ生でプロ野球観戦が当たり前となった自分としては、決して目新しさはない。しかも、野球そのものは見ることができず、中継を見てワーワー盛り上がっているだけのファン2名を見ることすらありうるのだから、時代は進んでいる。
しかし、日本人が最も弱いのが「ガイアツ」。それが次々と訪れているのだから、大転換の時期にきているのかも。
アメリカ発の「Netflix」が、日本におけるサービスを前倒しで開始した。
Netflix、9月2日サービススタート--「中毒性のあるイッキ見できる作品をそろえる」 - CNET Japan
登録すれば、1か月間は無料体験できるのは、よくあるやり方。しかし、これが納得しにくい。
登録しないと一覧が確認できない!
トップページを下にスクロールすると、コンテンツの一覧が確認できるのですが……。
「踊る大捜査線」があるのはわかります。「テルマエ・ロマエ」も。あとはアメリカのドラマなのか……ということで、「他には何があるの?」と確認しようと、この画面をクリックすると、「プランの選択」に進む。
まず何を見ることができるのか?
を確認してから、登録に進むのが、普通の流れだと思うのですが、どうやら一覧は現状では、この薄暗い画面で確認するほかはない。これではそそられない。
huluは選んでから登録
先行している日テレ系のhuluは、さすがにそんなことはない。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」いいですな。キラーコンテンツになりそう。あと「野獣死すべし」は、改めて見てみたい。画面にはありませんが、「麻雀放浪記」もあります。
見たな~映画館で。真田広之と加賀まりこ。高品格さんが出目徳で、
なんだか今日はぬるいな。
明日は雨かな。
で、「二の二の天和」を炸裂させる。そして九蓮宝燈を上がった瞬間、死んでしまう出目徳……。いや~思い出しますな~! 見てみたいですな~!
という心の流れがNetflixでは起きようがない。
とにかく登録して!1か月タダなんで!
というだけでは、映画好き、ドラマ好きでもないので面倒臭さばかりが募る。すぐにも変えられるところだと思うので、ぜひご検討ください。
Amazonプライムビデオは9月下旬スタート
といっても、自分にとって、huluもNetflixも有料コンテンツ。改めてサイフからお金が飛んで行くイメージ。抵抗感は少なからずある。
やはり自分にとっての期待は、すでにプライム会員で年間3900円を支払っているAmazon。
いったいどんなコンテンツが並ぶのか。ライバル社も戦々恐々でしょう。
当然他社も巻き返しを図るために、あの手この手のサービスを展開するはず。地上波やBS放送などの、既存のテレビ放送がなくなったわけではないし、ニコ生やYouTubeといったコンテンツ視聴もあるので、このジャンルでまともに生き残ることが可能なのは、どう考えても1社(1サービス)でしょう。それは果たしてどこなのか。戦いはいよいよ始まったところです。
2015/12/25