真っ黒な先生、真っ白な先生
教員免許更新講習
先週、教員免許更新講習があり、その1コマの講師を担当いたしました。
5日間にわたり行われる講習は、教員免許を持つ先生が、10年おきに必ず受けねばいけないもの(一部免除規程あり)。だから30代、40代、50代の3つのグループに分かれる。
教壇から見ていて、肌が真っ黒な先生もチラホラ。もちろん男性の先生。そして年齢的に30代か40代の先生。部活動で太陽の下にいる時間が長いのでしょう。
その一方、50代と思われる男の先生は真っ白。「この先生たちも、以前は真っ黒に日焼けしていたのかな……?」などと思ったり。そして、今真っ黒な先生方も、いずれ真っ白になる日が来るのでしょうか?
パワポのテク
終わった後、何人かから質問を受けたのですが、その1つが、「パワポの資料づくりに参考になる本はなんですか?」というもの。最初、話が噛み合わなかったのだけど、どうすればそういう資料ができるのか教えてというものだった。
といっても、自分は全部自力で覚えたもの。おそらく自分と同世代のビジネスマンはみんなそうでしょう。「詳解 PowerPoint2010!」みたいな本を読んでいたら、仕事に間に合わないし。やりながら覚えたとしかいいようがない。
強いていうなら、テレビ番組のフリップを参考にしました。
ニュース番組とかで使われるあれ。フリップの切り替えなど、プレゼンに使えます。
でも、質問氏の核心はどうやらこの図にあったもよう。
「ああいう図はどこにあるんですか?」と聞かれました。
曲線の美学
「あれ、自分で作りました」
「えっ? どうやって!?」
「こうマウスでチマチマと……」
どうやら、どこぞにフリー素材があって、それを使ったと思われた。それを教えてということだったようで。
でも、自作なんですな(笑)。曲線をひたすら駆使して、図形を作り上げる。
曲線はポイントがつながってできている。それを微調整する。
今話題の「トレース」はしません。質問氏は驚かれていましたが、慣れれば案外簡単ですよ。
今回は得意の「ポジショニング」をネタにしたので、正直なところ、先生方の日々の教育現場に、直接役立つ内容ではないかもしれない。でも、クラスのマネジメントのヒントになる。そう思っております。
2015/12/25