どうなる東京五輪エンブレム
サントリーのトートバッグ
オールフリーも変なところでミソがついてしまった。
サントリー、五輪エンブレム作者がデザインの賞品取り下げ 一部に盗用疑いの声 :日本経済新聞
日経の記事になったということは、時事問題化したということ。ネットでシロウトが騒いでいるだけという範疇を超えました。
ネタの撮りダメ
自分もこうして文章を書いておりますが、誰かの文章をいただいちゃうことはありえない。引用で十分ですしね。そんな多忙でもないですし(涙)。
とはいえ、文章だけだと拙さが隠し切れないので、画像でお茶を濁す。それをいただくわけにはいかないので、資料用として、ともすれば「どうでもいい」と思い過ごしがちなものを撮影したりする。この前実家に帰った時には、これを撮りました。
オリジン弁当の新しいロゴ。いつ使えるかはわからない。でもその日のために念のため記録しておく。撮ったものは、自動的にクラウドに保存できるから、スマホというのは、こういう時に便利。
だから、家族にも「どうでもいい撮影」を時にお願いしたりする。特に子供がディズニーに行く時は必ず。
マーケティングの授業に必須です、ディズニーの画像。
どうなるエンブレム
東京五輪エンブレムの問題は、オリビエ・ドビ氏がデザインしたベルギーの「リエージュ劇場」のロゴに似ていることが問題となっており、使用差し止め請求が出ている。
【五輪エンブレム問題】盗用主張のベルギー・デザイナーが提訴へ 使用差し止め求め - 産経ニュース
問題のややこしさに拍車をかけているのは、リエージュ劇場のロゴが商標登録されていないらしいこと。五輪委員会が明言したように、世界的に使用するエンブレムなのだから、世界各国の商標を調べるのは当然でしょう。でも、一般的なデザインまですべて調べるなどということは不可能。
可能性としては、佐野研二郎氏がベルギーのリエージュ劇場のデザインを知っていたかに限定されると思いますが、以前の記者会見では知らなかったと発言している。だから法的には問題がないはずだった。
しかし、他の作品で、盗用とおぼしきものが発見され、自ら取り下げたとなると、誰もが「やはり五輪エンブレムも……」と考えるのは致し方のないことでしょう。
それでも五輪エンブレムに関しては、偶然の一致なのではないかと思いますが、デザイナーとしての尊厳を自ら踏みにじるようなことをする人間に、後世に確実に残るエンブレムを担当させてよいものか。道徳的にはアウトでしょう。
まさか1人ですべてデザインしているはずもなく、部下にやらせているのでしょうから、蜥蜴の尻尾切りで事を済ませるか、それともエンブレム取り下げとなるのか。
お盆でもありますし、週明けに再燃しそうですが、なんだか残念なことであります。
2015/12/25