名将の勇退 横浜高校渡辺監督

その日は突然に

長くともに戦ってきた小倉部長の引退とともに、そう遠くないうちに、その日はやって来るだろうことは、多くの方が予想していた。でも、その日は突然やってきた。

横浜高校野球部の渡辺監督退任へ 春夏5度の甲子園優勝:朝日新聞デジタル
横浜高・渡辺監督が勇退 甲子園5度制覇 今夏限り、後任は平田部長|カナロコ|神奈川新聞ニュース

松坂大輔を擁して甲子園春夏連覇、国体も含めて49連勝という空前の記録を作った横浜高校の渡辺元智監督が、この夏を最後に退任する。
春3度、夏2度の全国制覇のみならず、監督として甲子園通算51勝は歴代3位タイ(1位智弁和歌山高嶋監督、2位PL学園中村監督。3位はほかに帝京前田監督)。

24歳という若さで母校の監督に就任して、実に47年。最近は、有力監督は新興校に呼ばれるなどして転々とするケースもある中、これだけの長きに渡って指導してきたのは、最近では珍しい部類に入るかもしれません。

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指導者を何で評価するか

高等学校の野球部監督は、もちろんその実績で評価されるべき。優勝回数、甲子園勝利数は最重要指標でありましょう。

ただ、それはあくまでも競技者としてのもの。高等学校の部活動として高野連が君臨する意味は、そこに教育的効果が期待されるから。では、教育的効果にどのような指標があるのか。

私は、

監督のようになりたい

という生徒が、どれだけいるかによると思います。

自分のゼミ生に、横浜高校野球部の出身者がいました。彼は今、静岡県で高校教員になっています。残念ながら野球部の監督にはなっていないようだけど、運動部の指導者になっている。
また、自分の子どもがお世話になった高校野球部の監督も横浜高校出身でした。

それぞれに渡辺監督評を聞いたことがありますが、どちらも「素晴らしいですよ」と最高の評価でした。

人生の師

ともすれば、ふらふらしがちな高校時代の自分を鍛えてくれた監督。監督がいなければ、どうなっていたかわからない。それは間違いなく本心でしょう。

だからこそ、尊敬する師と同じ道を歩み、師がしてくれたことを、今度は自分がしたいと考える。指導者として、これ以上の喜びはない。自分も教員のはしくれとして、そうありたいものですが、なかなかねぇ……。

50年近くに及ぶ渡辺監督の指導歴。おそらく1万人前後の部員を指導してきたはず。そのうち何人が指導者になっているのか。100人はくだらないと思うのですが、どうなのでしょう?

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98年の再来あるか

我がベイスターズに横浜高校OBは、コーチの小池を含め現在9名。現在1軍にいる選手だけでも、大打者の道を歩み始めた筒香を筆頭に、ゴメス、荒波、石川、倉本と5名いる。横浜高校OBなくして、現在の快進撃はありえない。

そのベイスターズが優勝した1998年、横浜高校は春夏連覇を達成した。渡辺監督勇退の年に、同じような奇跡は起きるのか?

ダブル優勝は厳しいにしても、ベイスターズはせめてCS進出、横高は甲子園出場を、せめて果たしていただきたいものであります。

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