バモスとさよならする日(軽自動車税はお早めに)
バモスの燃費
3月、車検に出したバモス。
オイル交換すらほとんどしない不良ドライバーの自分に耐えて頑張ってくれております。
昨春から、常時乗るようになり、なんとなく気になって、ずっと燃費をつけておりました。ちょうど1年経ちましたので、ここに公開いたします。
頑なに制限速度を守るどころか、場合によっては制限速度以下でチンタラ走る味を覚えてしまった自分。そんな田舎ドライバーとなりましたが、10年以上経過したバモスの燃費はリッター15kmには届かない。それどころか、エアコンなしでは凍死してしまう冬場はあわや10kmを割り込むところまで……。
女房と畳は新しい方がよいという言葉がありますが、今やクルマも新しい方がよいのか。
軽自動車税の支払い
そんなところへ追い打ちをかけるように、軽自動車税の請求が届く。
軽自動車税が上がることで盛り上がったのは、昨年でしたか。いよいよきました。とはいえ、10年選手のバモスは、現状ママの7200円でセーフ。この4月以降に初度検査を迎えた車両は、一気に10,800円とお高くなります。
上の画像にある表を見やすくいたしました。
問題は重課税率というやつです。
13年超乗った軽自動車の運命
今年はまだいい。来年度(平成28年度)から適用される「重課税率」。来年度は、最初に販売されてから13年超の車両は、新車よりさらに高い12,900円という税金を支払わねばならない。
我がバモスにこれが適用される。嗚呼……。
正直言って、燃費はたいしたことないし、坂道だってウカウカしていると減速してしまう。3000回転以上踏み込まないと、ゆるい坂も登れない。高速を走れば、横風に煽られ、転倒の恐怖と戦う。
たいしていいことはないんですよバモス君。メリットは、多少の細道でもスイスイ入っていけることと、多少デカい荷物を積んでも、全然問題ないことくらいか(かつてセグウェイを運んで東京まで行きました)。
よほど可愛いKカーもある時代ですが、乗れば乗るほど愛着が湧いてくるのは、どんなモノでも同じ。ましてや、ここ浜松では、そこかしこで走っておりますバモスは。
農家のおっちゃん、工場の荷物運搬用、あらゆる用途に適したロングセラーカー。
そして誰が乗っても、さほどの違和感のないデザイン。
同時期に発売されたステップワゴンが、どんどん邪悪なデザインに変貌していくのに対し、バモスは一向に変わらない。可愛いといえば可愛いし、事務的といえば事務的。当たり障りのなさは、同じくホンダのスーパーカブに匹敵するものがあると確信しております。
こうなると、あばたもえくぼに見えてくるもの。そんな愛するクルマに、どれだけ長続きするかもわからない新車より重税を課すというのか……。
ロングセラーであることよりも、燃費が悪いことが槍玉にあがる時代。道理はわかるけれど、どこか納得のいかないバモスユーザーなのでありました。
2015/05/27