ホモの吉呑みに勝算はあるのか

吉野家の吉呑み展開加速

都内の一部店舗で始めていた吉野家の「吉呑み」。五反田店に行ったのは昨夏のことでした。

14081401

つまみはかなりイケる。特に牛すじは美味しかった。

14081403

その「吉呑み」のテストマーケティングは終了したのか。いよいよ展開を加速するようです。

吉野家、居酒屋メニューの提供店拡大 6月末までに360店に  :日本経済新聞

これまで約90店でしたが、一気に4倍に。本気です。

イタリアンのサイゼ、中華の日高屋

「ちょい呑み」の定義は特にないと思いますが、「居酒屋以外で飲める飲食店」と定義いたしますと、市場を開拓したのは間違いなくサイゼリヤ。

20150328_035353000_iOS

500ml290円という最強アルコールを中心に、どんなに食べて飲んでも1000円ちょい。まさにちょい呑み。素晴らしいです、ありがたいです。

サイゼに続いたのが日高屋。

15042301

「三品盛り」もいいのですが、日高屋でのちょい呑みを加速させたのは、間違いなく「3個餃子」でしょう。餃子6個の壁は1人呑みには厳しい。それが3個。しかも110円。当然注文します。

15042302

中生に三品盛り、3個餃子で720円。これに中華そばをプラスしても1110円。安い!

15042303

吉呑みの課題

イタリアンと中華で「呑む市場」はもはや小さい。でも「和風」は純居酒屋業態が苦しむ今チャンスといえる。そう考えると「吉呑み」は最強とも考えられる。

しかし課題は案外大きい。

吉呑みも安いことは安い。でも調子にのってしまうと、1500円、2000円とちょい呑みのレベルを超えてしまう。

その理由は「呑み」を前面に押し出していること。

14081405

牛丼メインのフロアと分けているから、そこは完全に居酒屋。だから心置きなく飲んでしまう。

サイゼも日高屋も、食事をしている方がメイン。そこには、小さな子供が大きな声で騒いでいるし、老夫婦がまったりしていることもある。
サイゼリヤが特に強いのは、これらに加え、高校生が部活帰りに押しかけるし、試験期間には学生たちが勉強を始める。異質な階層が同居するヘテロの世界。

吉呑みにそれはない。あくまでもオヤジの空間。同質の人間ばかりがいるという意味で、ホモの世界。
お店としては売上が拡大できればいいのだから、それでよいかもしれない。ただ、それでは居酒屋が通った轍を踏んでいるだけという見方もできる。

サイゼリヤ、日高屋、そして吉野家の吉呑み。いずれも居酒屋市場のパイを奪おうとしている。ただ、吉呑みがやろうとしていることは、サイゼ、日高屋と性質が違う。もし吉呑みが勝利するなら、それは居酒屋が壊滅的打撃を受けることになるだろうし、敗北するとなれば、ヘテロの客層を獲得できなかったということ。
はたして結果はどちらに?

 

Google AdSense2

Google AdSense

   

 - 日記 , , ,