適正な価格

久しぶりのココイチ

久しぶりに渋谷に行って、昼飯は何を食べようかと思って、何を血迷ったか、CoCo壱番屋に入ってしまいました。

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チキン煮込み、300g、2辛。ええ、ココイチは相変わらずココイチでした。
実は浜松にもあるんですけど、なかなか食べるチャンスがありません。

この渋谷のココイチは、井の頭通り沿いにある店。

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数年前利用した時にも外国人の店員はいました。ただこの前は5~6名ほどいた店員さんのほとんどが外国人。注文をとってくれたのは、名前からしてアジア系の方でした。

ワールドワイドやな……

と。

 

ココイチのブルームシステム

ココイチといえば過去何度か取り上げているブルームシステム。ワールドワイドな店員さんは、ブルームしていくのでしょうか?

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予算ゼロでもココイチのフランチャイズ店を持つことはできる。できるけれど、そのために2年間正社員として修業しなければならない。安易な店舗展開を戒め、なおかつ安定した経営の店舗のみをじっくり増やしていく素晴らしいシステムです。

そして、今人員確保に揺れる外食チェーンは、真似をするべきシステム。ただそのための最低条件として、メニュー効率がある。

ココイチのカレーは高い。はっきり言って高い。ベースのポークカレーは442~463円(地域によって異なる。税込)。牛丼1杯を250円から300円でバトルしてきた牛丼チェーンにしてみれば、肉はちょこっとしか入っていない(ように見える)ココイチカレーは、荒っぽい仕事のように見えるかも。

たとえば、すき家の牛あいがけカレーは並盛で520円(税別、税込で561円)。ココイチで同じようなメニューの、牛カルビ焼肉カレーは802~823円(税込)。高い。150円近くの差がある。
しかもリンク先のメニュー写真を見比べればわかるように、すき家の方が明らかに具材たっぷり。すき家牛あいがけカレーは、メガ盛にしても710円(税別、税込で766円)ですから、これはもう比較する以前の問題。

しかし、この価格があるからこそ、お店で働く人は笑顔で仕事ができるし、フランチャイズの健全育成も可能。ココイチファンであるなら、支払って当然の対価。安いだけのメニューは、その陰で誰かが苦しんでいるメニューです。

 

好調なCoCo壱番屋

こんな「割高カレー」を提供しているのに、ここのところのココイチは好調。すき家と比較してみると、こうなります。

CoCo壱番屋 月次動向推移:平成26年5月度
月次推移:2015年 | IR情報 | ゼンショー ZENSHO

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このグラフを見ると、やはりわれわれは1杯300円未満の牛丼を食べて喜ぶのは間違っていると思い知らされる。

その飲食店で働く人が幸せになり、なおかつその飲食店が健全に発展していくだけの利益もユーザーが支払う。考え方を改める時は来ているのでは?
もちろんそれに見合った料理を提供してもらえるならですが。

 

安ければいい時代の終焉

パワーアップしていたすき家の店舗が、少しずつリニューアルオープンしはじめました。

浜松でよく利用していた店舗は、明後日11日再開する。

リニューアルオープンのお知らせ 6/5~6/11 | すき家

しかし営業時間を見ればわかるように、24時間営業ではない。浜松中央店は朝定食もやらない10時開店。閉店は24時。店舗によっては22時に閉めるところもある。

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人員確保がままならないのは、やはり事実なのでしょう。でも、すき家はこれでよいのでは?
悪名高き「深夜のワンオペ」(1人で店舗を切り盛りする)をしてもらってまで、われわれは真夜中にすき家でゴハンを食べなければいけないわけではありません。

すき家としては、これまでの経緯からして、いきなり値上げするわけにはいかない。だからまずは営業時間を「健全化」した。現在の景気動向からして、アルバイトの確保が元通りになるとは思えないので、当分このままでしょう。
その次のステップとして、価格の是正、つまり値上げはあるのでしょうか。

そのためには、われわれ消費者が、

適正な価格

について、もっと真剣に考えねばならない。牛丼1杯は300円がいいのか。実はもっと高くてもいいのではないか。
従業員の不幸の上に成り立つビジネスの片棒を、われわれ消費者も担いでいることを認識しないといけません。

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