サイゼリヤのメニュー改定問題
今回の大型連休での帰省における大きな目的の最後
サイゼリヤで呑む
をやってまいりました。
いや、さすがに浜松にもサイゼくらいあるのですが、自宅からは車で5分ちょい。歩くと20分以上……。これではしんどい。
昼から呑める居酒屋サイゼリヤ
の意味がありません。だから行きたくても行けなかった。
どうってことないんですけどね。399円の500mlデカンタに、199円の柔らか青豆の温サラダ。これで十分なんですよ。
ワイングラスが、映画「ザ・ゴッドファーザー」に出てくるのっぽいのが、微妙にマニア心をそそっています。これ以上デカいと、お上品になりすぎる。
サイゼリヤが消費税増税とともに、メニューを一部改定したことが話題となっております。
朝日新聞デジタル:サイゼリヤ、消費増税後も価格据え置き 主要メニュー - 経済・マネー
サイゼリヤのメニュー改変は失敗? ファンが嘆く3つの不満 | もぐもぐニュース
マニアとしては、どうにも気になるところでした。
ということもあり、行ってきたのでした。
ひとしきり飲んで、じゃあ軽く食べて……と思い、メニューを眺めてみると、テレ朝系「お願いランキング」でも抜群の評価だった「ミックスグリル」に「辛味チキン」がついている。
「これはいくしかない!」ということで注文。
ベーコンに隠れておりますが、今まではウインナーだったのが、辛味チキンに変更となったんですな。
ただこれが些細な問題ですが、食べる側とすれば非常に大きな問題。
サイゼリヤでは気楽に食べたい
のが第一。ナイフとフォークはあるけれど、日本人がかつて習った礼儀作法など関係なし。フォークひとつでなんでもいっちゃう。それが許されるのがサイゼリヤだと思っています。
ハンバーグもフォークで切って、フォークで食べる。ポテト、ベーコンはそれができる。
でも辛味チキンはできない……
これでは骨付きチキンは食べにくい。
綺麗に食べるには、フォークじゃ無理。最終的に手を汚さないといけない。これはスマートじゃない。
ウインナーではできた。フォークでぶっ刺して食べてもよし。ナイフで半分に切ってもよし。でも辛味チキンは、どうしても手を使わないといけない。これは小さなことながら、ユーザーにとっては大きな改変。なぜ辛味チキンにしたのか……。
これもメニューの組み合わせの問題でしょう。
ウインナーは、チョリソーがあるけれど、単品のウインナーは新メニューとして登場した「粗挽きソーセージとハンバーグの盛り合わせ」があるのみ。これまでついていたウインナーが使い回しの効かない、効率の悪いメニューとなっていた。だから、単品メニューと使い回せる辛味チキンで代用したのでしょう。
結構飲んでも1000円ちょっと。1500円も飲んで食べたら大変なことになるサイゼリヤ。庶民の味方です。超低価格での提供をする以上、メニューの効率化は避けられない。ただ、このミックスグリルの
ウインナーout、辛味チキンin
は若干微妙。いずれ「辛味チキンout」となり、新たな何かがinすると思うのですが、さてどうでしょう。というより、辛味チキンもその代わりもいらないから、税抜500円に値下げしてもらうのが理想なのですが……。