さよならVAIO、そしてSONYはいずこへ
SONYがVAIOを中心とするパソコン事業を投資ファンドに売却。
すでにその要因についてはあちこちで語られているので、ここは懐かしい製品の数々の画像でお楽しみください。
まずはなんといってもこれから。
ベータマックス(笑)。
VHSとの戦争に決着をつけたのは、技術力ではなく、販売力でもなく、男のエロに対する渇望感だったというのは真実なのか、それとも都市伝説なのか。インターネット黎明期の飛躍的発展も同様に語られることがあります。まあ真実なのでしょう。
メモリースティック型ウォークマン。
ここでもSDカードとくだらない規格戦争をユーザーに強いた。思えば、日本家電凋落の一因はここにあったようにも思う。
HDDウォークマン。
この製品自体の性能はよかった。よかったけれど、iPodのiTunesに相当するSonicStage、そして暗黒のコネクトプレーヤーが、SONY凋落を決定づけたように思う。
もちろん子どものイベントを撮影するためのビデオカメラもSONY。一世を風靡したHandycam。その流れでデジカメももちろんSONY。
Cyber-shot。
使いやすかったな。デジカメは、SONYの柱として生き残ることは可能なのか?
こんなものも使っておりました。
ワイヤレススピーカー。いい音だったな。
そしてVAIO。
ノートは2台使いました。左が最初の方、右のピンぼけ画像が後の方。
これ以外に、トップ画像にあるデスクトップ型ですぐ壊れた1台がありました。
こう見ると、ホントたくさん使っていましたなぁ、SONY製品を。
今は全部ない
パソコンはASUSに代わった。もちろんiPadにも。
音楽プレーヤーはiPodからiPhoneに。
デジカメはPanasonicに。ビデオカメラは使わなくなりました。必要ならデジカメでちょこっと撮る。それで十分。
SONYがダメになるわけだ。
経営資源を「スマホ」「ゲーム」「画像センサー」の3分野に集中させるようだけど、誰もが思う
今さらスマホ?
でいきなり躓く。日経にも思い切り書かれているように、あらゆることに判断が遅い。遅すぎる。5年前に判断しても遅かったくらいでは。
ゲームだって、今はスマホも大きな市場。実質的に2本柱にすぎないのでは。いや、スマホにつけるカメラのことを考えれば、
実質的にスマホ一本足打法
といえるかもしれません。
SONYはどこへ向かおうとしているのか。
VAIOの売却先である投資ファンドは、1月にNECからBIGLOBEも買収したところ。こちらの方が期待が持てそうに感じるのは気のせいだと思いたい。
一応元ファンとして。