売れない時には休む
夏休みは終わったものの、まだまだ暑い日が続いております。
埼玉と千葉を襲った竜巻。甚大な被害を残していきましたが、竜巻が発生するということは、温かい空気と冷たい空気がぶつかりあっているから。季節がバトルしているともいえそうです。
アホみたいに暑い時期は、涼しいところでノンビリ避暑でもしたいものですが、仕事を持っているとなかなかそうもいかない。ついズルズルダラダラしてしまいがち。
そんな中、地元で人気のあの店が、この夏、ドーンと休んでおられました。
「イクミママのどうぶつドーナツ」。ここでは2月に取り上げました。
どうぶつドーナツ | 東京マーケティングタウン なんでも総合研究機構(2013.02.21)
このお店が、8月12日から昨日まで3週間もお休み。
『イクミママのどうぶつドーナツ!』です。明日12日~9月2日まで夏期休暇を致します。長期お休みの為店舗ご来店のお客様にはご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございません。製造は地方発送、企業様向けに行っておりますのでぜひ通販をご利用下さい。 pic.twitter.com/Gxe3iWRRaW
— イクミママのどうぶつドーナツ (@ikumi_mama) August 11, 2013
まさに本日から営業再開。そういえば、昨日写真を撮りに行った時、どなたか店舗内にいらっしゃいました。
休んでいたといっても、企業向け販売はしていた。これは製造卸という意味か。
工場は交替制でやっているから、休みをまとめて取りやすいだろうけど、店舗はなかなかそういうわけにいかない。数人で回しているでしょうから、1日や2日くらいなら調整できても、1週間も休まれたら、他の人が大変。だから思い切って休業にしてしまう。正しい考え方ですな。
ぶっちゃけ、35度を超えるような暑い日に、いくら可愛らしいドーナツでも食べようとは思わない。やはり冷たいものですものねぇ。売上も他の季節より下がるのでしょう。だったら、まとまった休みにしてしまう。素晴らしいことではないですか。なかなかできないことです。
ちなみに、商店街では今川焼を売っている店も休んでおりました。
今川焼も食べようとは思わないなぁ。でも10月中旬まで休むって……。別の理由がありそう。
今でこそガツガツ働く代名詞のようなリクルートも、創業当初は季節労働者みたいなもので(当時の採用シーズンは限定的だったため)、まともに働くのは半年くらいで、残りの半年は遊んでばかりいたという話を聞いたことがあります。「学校でもやるか」なんて江副さんが話していたのもその頃らしく、今では考えられないくらい呑気だったとか。
結果的にはそういう方面には進まず、平常的に儲かる住宅周辺の広告事業に参入していったのが、運命の分かれ目だったか。
季節性のある仕事はたくさんある。自分もそう。だったら休めばいいのでしょうけど、勇気がないんだなぁ。だから思い切って休んでしまった「イクミママ」は、ホント尊敬します。あ、今川焼のかしわやさんも!
来年こそは、休める時には思い切って休む。そのために、今からガツガツ稼がねば……。問題はそこか!
2014/08/10